ばんえい
2025年12月06日
今季6勝マルホントーマスに期待「射手座特別」(ばんえい帯広競馬)
12月6日(土)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「射手座特別」(B2級-1組)が行われます。
メンバー10頭中に4歳馬が7頭と多数。前開催の1組は平場戦でクロコトブキがB3級-1組からの連勝を決めています。しかしB2級-1組は激戦区で連勝することが難しい条件です。当日は晴れ予報ですが、中間の降雪の影響もあり軽めの馬場が予想されます。
前回の特別は11月8日の暑寒別岳特別で、ウンカイダイマオーが逃げ切り勝ちを収め、メンバー最先着の2着だった◎8 マルホントーマス(セン4、金田勇厩舎)695キロを本命に推します。今季6勝を挙げている好調馬。なかでも評価できるのが8月3日のB3級-2組で、10月に4歳牝馬オープンを勝つクリスタルイプセを破っています。そこから勢いに乗り、目下7戦連続連対。2走前のB1級-1組混合・能取湖特別特別は逃げて、リュウセイウンカイをコンマ3秒差で振り切る強い勝ち方でした。前開催の1組には不出走でしたが、暑寒別岳特別の勝ち馬が不在なら、力上位は明白です。
前述した○5 クロコトブキ(牡4、谷あゆみ厩舎)695キロが対抗です。近2走が障害力を生かしての逃げ切り。古馬の特別初挑戦で重量は前走から一気に45キロ増ですが、軽めの砂は味方になるはず。
▲10 ヤマノキング(牡4、久田守厩舎)695キロが3番手です。近走は勝ち星がありませんが、能取湖特別3着、暑寒別岳特別4着をはじめ特別戦でキャリアが豊富なのが魅力といえます。
(文/小寺雄司)