佐賀
2025年12月07日
アイタカの九州産重賞初勝利なるか「九州産グランプリ」(佐賀競馬)
7日(日)の佐賀競馬メイン第5レースは、3歳以上九州産馬による地方全国交流「第2回九州産グランプリ」(佐賀競馬場1800メートル)。
◎5 アイタカ(牝4、佐賀・池田忠好厩舎)は、昨年はJRA所属で3歳のたんぽぽ賞(1400メートル)2着、佐賀転入初戦だった九州産グランプリ2着と、九州産重賞で上位進出しています。その後も霧島賞(7月22日)で佐賀最先着の8着や、A級戦で5度馬券圏内へ進出と地元勢では実績最上位。距離実績もあり、九州産重賞初制覇の大きなチャンスといえます。
○3 ベルウッドウズメ(セン6、佐賀・北村欣也厩舎)は、JRAからの転入初戦。JRAではデビュー戦と前走(障害)以外はダート短距離を使われ、1200メートルで2勝。近走も2勝クラスで勝ち馬とは1秒5前後の差で走っていました。距離がこなせれば佐賀初戦での重賞勝利もありえます。
▲8 ベルボールドナイン(牡5、大井・須田和伸厩舎)は、昨年のこのレースは勝ち馬から1秒5差の4着でした。その後は2度の3着や、前々走でC2級(10月10日、大井1400メートル)を勝っており、昨年以上の活躍も期待できそうです。
△1 ヒマワリクン(牡4、高知・田中守厩舎)は、昨年のこのレースでは1秒7差の5着。その後も順調に使われ、6月に通算初勝利を挙げるなど、馬券圏内に6度進出と力を付けてきており、こちらも昨年以上の期待がかかる1頭。
△10 カシノルーカス(牡4、佐賀・古賀光範厩舎)は、夏場にA2級を2連勝し、霧島賞は8着アイタカから1馬身半(コンマ3秒差)の9着でした。その後は勝ち馬からやや離されたレースが続いていますが、九州産同士の争いとなっての浮上は考えられます。
(文/上妻輝行)