金沢
2026年03月28日
実績上位ハクサンバードが抜け出すか「スプリング特別」(金沢競馬)
3月28日(土)の金沢競馬メイン第8レースに準重賞「スプリング特別」(金沢競馬場1400メートル)が行われます。6頭立ての少頭数になりましたが、各馬の力は拮抗しており、3着以内に入った馬に与えられる金沢スプリングカップ(4月21日・1400メートル)への優先出走権を巡り、白熱した戦いになりそうです。
◎5 ハクサンバード(牡6、加藤和義厩舎)は3歳時に金沢で2勝を挙げて中央へ復帰し、ダートで1勝、芝で2勝を飾ってオープンまで上り詰めた実績馬です。再転入初戦だったA1級b(1400メートル)で1番人気に推されましたが、マリンデュンデュンをとらえられず2着でした。敗れはしたものの、直線に入ってからは追うごとに脚を伸ばしており、ダート戦は24年6月以来でも、やれる手応えをつかみました。引き続き追い切りでは馬なりでも余裕のある動きを見せており、2走目で馬場慣れも見込める今回は本領発揮が期待できるでしょう。
○4 オヌシナニモノ(牡9、佐藤茂厩舎)は金沢900〜1500メートルの重賞で5勝を挙げている快速馬です。例年であれば早い時期から乗り込まれて開幕週から始動していましたが、今年はこの準重賞を目標に定めて調整を積んできました。1週前に行った本追い切りでは強めに追われて好時計をマークしており、馬場状態が変わっても動きは悪くありませんでした。連覇がかかる金沢スプリングカップに向けて好勝負を演じて弾みをつけたいところです。
▲2 ハクサンパイオニア(牡6、加藤和義厩舎)は今季初戦のA1級bで4着に敗れましたが、勝ったマリンデュンデュンに3コーナーで並ばれても直線半ばまで食い下がって意地を見せました。昨年はオヌシナニモノに先着した実績もあり、今回も先手を奪い後続を引き離して逃げることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。
△6 ヴェルテックス(牡9、井樋一也厩舎)は大井からの転入馬で、金沢初戦だったA1級a(1700メートル)では追い通しで2着に粘り込みました。ズブさを解消するために今回はあえて1400メートルを使ってきました。中央に在籍していた4歳時には名古屋グランプリJpnIIを制している実力馬で、短距離の速い流れを経験することで変わり身があるかもしれません。
△1 トウカイエトワール(牡9、佐藤茂厩舎)は昨冬に門別から移籍してきて1400メートルのA1級を2戦してともに3着でした。同じ厩舎のオヌシナニモノよりも乗り込みは目立っており、冬休み明けでも堅実な差し脚を発揮し浮上してきそうです。
(文/中部地方競馬記者クラブ)