重賞レース直前情報 |
6月6日(木)に門別競馬場で、第23回北海道スプリントカップJpnIII(3歳以上・1200メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはノボバカラ、シュウジ、ヤマニンアンプリメ、タテヤマが出走。地方他地区からはショコラブラン(大井)が遠征。地元北海道勢はトドイワガーデンら11頭が迎え撃ちます。16頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年、1番人気の成績は【3・1・1・0】で複勝率は100%。目下3連勝と堅い傾向だ。また、その間にスノードラゴンが4回馬券になっている。門別1200メートルとの相性の良さはもちろんあり、なおかつ差しもある程度決まるレースであることが言える。ニシケンモノノフやダノンレジェンドはスピードで圧倒して逃げ切っているが、GI/JpnIクラスの馬ならではの芸当だろう。ステップレースはさまざまだが東京スプリントJpnIIIが王道で、同レースからの巻き返しが多い。地方馬では2018年にラブバレット、15年ポアゾンブラックが2着に好走。ダートグレードでの好走実績は必須だ。
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JRA所属馬短評
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ノボバカラは前走栗東ステークスで久々の勝利を挙げた。ハンデ戦で55キロだったとはいえ、先行してリアンヴェリテとの叩き合いに競り勝った。3走前の根岸ステークスGIIIではヤマニンアンプリメやキタサンミカヅキに先着しており、復調の気配があった。1200メートルでも問題はないはず。
シュウジは2走前の千葉ステークスでダート初挑戦。2番手追走から抜け出して見事に勝利を飾った。前走京葉ステークスは斤量の59キロが響いた分の3着。本質的にはムラ馬ではあるが、ダートの短距離でもうひと花咲かすことができそうだ。
ヤマニンアンプリメは前走かきつばた記念JpnIIIが2着。逃げたゴールドクイーンを捕らえ切れなかったが、堅実な末脚で安定した成績を続けている。今回も期待できるだろう。
タテヤマは前走天王山ステークスでオープンクラス初勝利。1番人気馬の凡走にも助けられた感じだが、実績ある京都に戻った点も良かった。今回の初の門別・ナイター競馬と環境がかなり変わるので、まずはその点に対応できるかがカギ。
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地方所属馬短評
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ショコラブラン(大井)は2017年にこのレースに出走しており、今回が2回目。その時はニシケンモノノフに4馬身差をつけられての2着だったが、レコード決着だった。前走は東京スプリントJpnIIIで、勝ったキタサンミカヅキと0秒2差の4着。地方の馬場は合うし、状態も上向いているようだ。
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予想のポイント
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JRA勢は4頭すべて有力だが、対戦経験が少なく、力の比較が案外難しい。近走の実績と安定度でややリードしているヤマニンアンプリメは、重賞初制覇となるか。このレース実績と、前走東京スプリントJpnIIIで4着というローテーションに好感が持てるショコラブランも上位に見たい。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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