重賞レース直前情報
■2019年06月09日
第3回佐賀ヴィーナスカップ(佐賀)

6月9日(日)に佐賀競馬場にて、第3回佐賀ヴィーナスカップ(4歳以上牝馬・1400メートル・18時00分発走予定)が行われます。グランダム・ジャパン古馬シーズンの開幕戦となるこの一戦には、南関東から4頭、兵庫から1頭が参戦。対する佐賀所属馬はすべてA2より下のクラスですが、地の利をいかせば互角以上といえるかもしれません。レース前々日に降った雨の影響には、注意しておくべきでしょう。

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    過去の傾向
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過去2回の結果をみていく。昨年が3→1→2番人気の順で、一昨年が1→5→6番人気の順で入線。昨年は高知→兵庫→兵庫で入り、一昨年は兵庫→佐賀→笠松の順だった。近3走がすべて3着以内だった馬が1頭だけ連対。3着内馬6頭中5頭は、4走前までに1勝以上を挙げていた。過去2回とも、山口勲騎手が3着以内に入線。連対馬の鞍上はすべて、馬と同じ地区に所属する騎手だった。

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    出走馬短評
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エイシンミノアカ 兵庫からの遠征馬。JRAで地方条件交流戦を含む3勝を挙げ、兵庫移籍2戦目の六甲盃で3着に好走。今回は距離短縮が課題となるが、牝馬同士ならチャンスだろう。

タッチスプリント 高知所属時に名古屋の若草賞を制するなど、グランダム・ジャパン3歳シーズンで総合2位。しかしその後は成績ひと息で、佐賀に移籍しても苦戦が続いている。

イケノアサ 門別のデビュー戦を制し、3歳春に大井で1勝を挙げたが、その後は兵庫も含めて大敗多数。佐賀では中距離で3勝を挙げたが、この条件では少々厳しそうだ。

ペニテンテス 大井からの遠征馬。JRAで3戦し3着1回から金沢で4勝を挙げ、大井移籍初戦を勝利。しかしその後が右肩下がりという成績では、ここでも苦戦必至だろう。

マイメン 3歳時にル・プランタン賞を制し、ロータスクラウン賞2着、西日本ダービー3着。今回の相手は強力だが、前走の先行策が再現できれば善戦以上が狙えそうだ。

モリデンサンバ 門別のデビュー戦で勝利を挙げ、3歳夏までに大井で2勝をマーク。しかしその後は1勝だけでも、佐賀移籍後は7戦とも5着以内に入っている。

エースウィズ 大井からの遠征馬。デビューから3連勝を飾るなど6勝を挙げ、昨年の読売レディス杯を勝利。しかしその後は大敗続きという状況では、ここでも苦戦必至だろう。

ハッピーハッピー JRAでは4戦とも大敗したが、昨秋の佐賀移籍後は10連勝。今回は初めての重賞となるが、その勢いが通用する可能性はある。

アクアレジーナ 大井所属で遠征経験は豊富。昨年のル・プランタン賞とのじぎく賞で2着に入ったが、展開次第の面があるだけに今回の距離は微妙かもしれない。

ステップオブダンス 大井からの遠征馬。3歳時にユングフラウ賞とロジータ記念を制した実績は上位で、最近の成績も上々。初めての佐賀でも要注目の存在だ。

ベルモントナイト 南関東で10勝を挙げたが、佐賀では41戦して未勝利。2走前は3着に入ったが、ここに入っては厳しい感が否めない。

そのほか、ヴィランドリーが出走する。

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   レースの狙い
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長距離輸送の影響は心配だが、実績上位のステップオブダンスが中心。マイメンは前走の時計が優秀で、ここでも先行押し切りが狙えそう。10連勝の勢いがあるハッピーハッピーにも警戒したい。エイシンミノアカは距離短縮がカギだが、好位づけのかたちが取れれば善戦以上が考えられる。まくり脚があるアクアレジーナが連下の穴。善戦続くモリデンサンバが3連勝式の候補。


佐賀ヴィーナスカップ(スクワートルスクワ牝馬オープンの出走表はこちら

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