重賞レース直前情報
■2023年11月21日
第19回笠松グランプリ(笠松)

11月21日(火)に笠松競馬場にて、第19回笠松グランプリ(3歳以上・1400メートル・15時35分発走予定)が行われます。今年は川崎から3頭、北海道と兵庫から各1頭が参戦。そのなかには23年の覇者であるルーチェドーロが含まれていますが、今回は休み明けという点が気になるところ。そのあたりを含めると、混戦模様という前提で考えるほうがいいのかもしれません。それでも遠征馬が中心となりそうです。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は1勝、2、3着各1回といまひとつ。連対馬10頭のうち9頭が5番人気以内となっている。勝ち馬はすべて、4走前までに重賞を勝利。最近3年は東海地区以外からの遠征馬が3着以内を独占している。前走時の馬体重が490kg以上だった馬が1頭だけ連対しているというデータもある。

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    出走馬短評
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パールプレミア 兵庫からの遠征馬。笠松では今年7月のサマーカップで勝利を挙げた実績があり、休み明けの前走も逃げて4着と上々。今回も先行粘り込みを狙いたいところだ。

ナリノクリスティー 今年の夏は重賞で大敗を喫したが、その後は3着2回と復調の感。ただ、ここに入ると時計的に厳しい感があると言わざるを得ない。

ルーチェドーロ 川崎からの遠征馬で、23年のこのレースの優勝馬。今年は東海桜花賞を勝ち、かきつばた記念JpnIIIでも4着に入ったが、今回は休み明け。その分の割引は必要だろう。

クーファアチャラ 北海道からの遠征馬で、今年は読売レディス杯と金沢スプリントカップを勝利。今回は相手が強化されるが、逃げ粘りには要警戒だ。

エアアルマス 川崎からの遠征馬。JRAのオープンクラスで好走し、今春は大井の東京スプリントJpnIIIで4着に善戦。小回りコースに対応できれば差し切りが考えられそうだ。



キャットリング JRA未勝利から笠松に移り、JRAに戻って現在は名古屋所属だが、笠松では7戦とも連対と崩れなし。ただ、前回が出走取消では強調しにくい。

メルト 2走前のゴールド争覇で3着に入った差し脚が武器で、今回も前崩れの展開になれば上位食い込みの目が出てきそう。ただ、底力に欠ける感は否めない。

レイジーウォリアー 3歳1月に名古屋で重賞を勝ち、昨秋以降は名古屋所属でも8戦連続で笠松に出走して4勝、2着2回と好成績。しかし今回は相手が一気に強くなる。

ベストマッチョ 川崎からの遠征馬。今年も重賞で好走が続く状況なら、10歳という年齢は関係なさそう。外枠から流れに乗って先行できれば、23年の3着以上が期待できる。

そのほか、ストームドッグ、エイシンレミー、マウントゴールドが出走する。

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   レースの狙い
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先行争いが激しくなりそうなメンバー構成なら、エアアルマスの差し脚が届く可能性が高そう。好位付けの形が取れそうなベストマッチョが強敵だ。ルーチェドーロは休み明けでどうかだが、立ち回りひとつで上位争いに加わりそう。パールプレミアは展開的に微妙でも主導権を取れるようなら残り目が考えられそうだ。近走成績が良好のクーファアチャラにも要マーク。


笠松グランプリ(SP1)3歳以上・オープンの出走表はこちら

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