重賞レース直前情報
■2023年11月28日
第62回ゴールドウィング賞(名古屋)

11月28日(火)に名古屋競馬場にて、第62回ゴールドウィング賞(2歳・1700メートル・16時50分発走予定)が行われます。今年は出走12頭のうち、地元デビュー馬が4頭だけ。そのほかはすべて門別競馬場でのデビュー馬で、そのうちの1頭で、ネクストスター名古屋を制したミトノユニヴァースが注目を集めることになるでしょう。ただ、逃げ先行タイプが少ない点は考慮する必要があるかもしれません。

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    過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(22年から新・名古屋競馬場の1700メートル)。単勝1番人気は4勝。21年は3→10→4番人気の順で入った。連対馬はすべて、前走がJRA認定戦(重賞を含む)または特別戦で5着以内。勝ち馬はすべて前走が1着、または重賞で3着以内となっている。勝ち馬はすべて通算5戦以下。2走前までに5着以下があった馬が3着以内に1から2頭入っているデータもある。

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    出走馬短評
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エイシンポロシリ 北海道では2戦とも大敗したが、移籍後は2勝をマーク。しかし最近は差のある敗戦が続く状況で、相手強化が響いている感が否めない。

ウルラニ 北海道では一般戦での初勝利まで6戦を要したが、名古屋では3戦とも連対。差し脚を長く使えるタイプで、名古屋競馬場のコース形態が合うのかもしれない。

サンヨウラフェスタ 北海道では3戦とも大敗したが、名古屋では5戦2勝、3着2回。前走のネクストスター名古屋でのマクリ脚を再現できれば再度の上位食い込みが考えられる。

コールミーメイビー 北海道の新馬戦を勝ったが、その後は5戦連続で大敗。今回は名古屋移籍初戦で距離延長がプラスになる可能性はあるが、少々狙いにくい感もある。

フークピグマリオン 北海道で4戦目に初勝利を挙げ、名古屋移籍後は3戦1勝、2着1回。前走は差し脚不発に終わったが、前崩れの展開になれば出番があるかもしれない。

ミトノユニヴァース 北海道では7戦1勝でも、重賞以外では相手なりに動いて善戦続き。しかし名古屋ではネクストスター名古屋を含む2戦とも圧勝と、条件が合った感がある。

ウインジャック 7月末の新馬戦とJRA認定戦を制して臨んだネクストスター名古屋は、先行策から粘れずに大敗。ただ、好位差しの形が取れれば侮れない。

モーニングスカイ 8月下旬の新馬戦を制したが、その後は差のある敗戦続き。後方から追い上げる脚は持っているが、ここではよほどの前崩れにならないと厳しいだろう。

スペリオルパンサー 北海道で5戦1勝、金沢で3戦2勝の成績を挙げ、名古屋初戦は2着。その前走の馬体減は気になるが、単騎逃げからの粘り込みには警戒が必要だ。

ニジイロハーピー 北海道では5戦して2着2回で、名古屋初戦のJRA認定戦で初勝利。前走のネクストスター名古屋は逃げ粘れなかったが、好位差しの形なら巻き返しが狙えそうだ。

そのほか、イイクニアシェル、ジャズボーカルが出走する。

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   レースの狙い
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差し追い込みタイプが多数で波乱含みの感はあるが、名古屋で連勝中のミトノユニヴァースの3連勝に期待。ウルラニも名古屋移籍後の成績が良好で、ここでも善戦以上が期待できそうだ。サンヨウラフェスタは展開次第でも差し脚がいきれば上位争いに加わりそう。ウインジャックは中1週が続くが、好位付けからの流れ込みに警戒しておく。フークピグマリオンは前走が不発でも早めに動けば一発も。相手なりに動けそうなスペリオルパンサーにも要マーク。


ゴールドウィング賞(SP1)2歳オープンの出走表はこちら

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