重賞レース直前情報
■2024年01月03日
第17回天馬賞(帯広)

1月3日(水)にばんえい帯広競馬場にて、第17回天馬賞(5歳・18時40分発走予定)が行われます。4歳シーズン三冠の最終戦は定量760キロでの争い。焦点はキングフェスタの三冠なるか。ただ5日前に行われたばんえいダービーでは、同じく鈴木恵介騎手が手綱を取った断然人気のマルホンリョウユウが3着に敗れ三冠ならず。キングフェスタも人気が予想されるだけに百戦錬磨のベテランといえどもプレッシャーがかかるに違いありません。そこに伏兵がつけ入る隙が出てきそうです。

 ------------------------------
    過去の傾向
 ------------------------------
過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。3着内馬15頭のうち13頭は4番人気以内で、1番人気が唯一、馬券に絡めなかった19年も4→3→2番人気で決着。6番人気が勝った20年は、2着・1番人気、3着・3番人気で大荒れは稀だ。3着内馬のうち19年の2着馬と21年の3着馬以外はオープン馬となっている。2走前までに重賞またはオープン(混合戦含む)を勝利していた馬が1頭以上連対しているというデータもある。

 ------------------------------
    出走馬短評
 ------------------------------
ツガルノヒロイモノ 4歳二冠は8、6着だが、今季8勝、通算24勝とも出走メンバー中最多。オープン特別戦(混合戦含む)で4連勝している近況も魅力だ。

シンエイアロイ 牝馬限定のクインカップは2着だったが、牡馬相手の重賞ではハンデに恵まれた銀河賞での5着が最高。この条件では分が悪い。

ヘッチャラ キングフェスタが不在だったポプラ賞とはまなす賞を勝利。4歳二冠では2、3着とはいえ、勝ち馬とは差があり逆転までは厳しい

クリスタルコルド ばんえい大賞典と3歳時のはまなす賞を連勝したが、4歳二冠では7、8着。ただオープン昇級後は1戦ごとに着順を上げ状態の良さがうかがえる。

ヤマノコーネル ばんえい菊花賞の2着馬だが、今季の重賞では柏林賞の5着が最高。オープン初戦が未経験の重量の定量戦では決め手を生かすことは難しそうだ。

キングフェスタ 2、3歳シーズンの二冠馬で、今季も二冠を制覇と実力断然。銀河賞後に馬券絡みがないが、ばんえいダービーでも前走6着から巻き返しており心配はなさそうだ。

ヤマカツエース ばんえいダービーの3着馬で、今季はオープンで揉まれて地力アップの感も。ドリームエイジカップでは10キロ差でキングフェスタに先着しており、定量戦でも2着だった銀河賞から差は縮まるかもしれない。

ホクセイウンカイ 4歳二冠とも詰めが甘く4着。オープン馬相手の前走では、ヤマノコーネルから20秒差以上で敗れており、ここでは荷が重い。

そのほか、アローリキヒメ、ダイヤカツヒメが出走する。

 ------------------------------
   レースの狙い
 ------------------------------
キングフェスタは二冠とも危なげない内容で勝利。銀河賞後にひと息入ったが、定量戦なら死角はほぼない。銀河賞2着ヤマカツエースはその後も好調を維持しており食い下がりに警戒。銀河賞3着ヘッチャラ、上昇気配のクリスタルコルドも相手候補。ツガルノヒロイモノは重賞では人気以下のことが多く連下まで。


天馬賞(BG1)5歳オープン定量の出走表はこちら

赤見千尋の予想にのる

齊藤修の予想にのる
 
 初心者にオススメ!AI予想
[9]ページ先頭へ
※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。