重賞レース直前情報
■2024年01月25日
第25回兵庫クイーンセレクション(姫路)

1月25日(木)に姫路競馬場にて、第25回兵庫クイーンセレクション(3歳牝馬・1400メートル・16時05分発走予定)が行われます。今年は名古屋からの1頭を含む12頭が出走。しかしそのなかでJRA認定競走を勝った馬は、北海道からの移籍馬と名古屋からの遠征馬の2頭だけとなっています。その2頭が優勢という感はありますが、カーブがきつくて直線が長い姫路コースを味方にできそうなタイプに注意が必要かもしれません。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(2020年以前は園田競馬場で実施)。単勝1番人気は2勝、2着1回。2番人気が過去5年とも3着以内に入っている。3着内馬15頭のうち12頭が4番人気以内で、そのほかの3頭は6から7番人気馬となっている。2走前までに1着があった馬が1から2頭連対。連対馬10頭のうち9頭は通算2勝以上。22年の2着馬は1勝馬だったが、通算2戦で1勝、JRA認定戦で2着という戦歴だった。

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   出走馬短評
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ニネンイーグミ 3戦目の820メートルで初勝利を挙げ、続く1230メートルで2着に入ったが、前走は1230メートルで最下位。先手主張が条件となる現状では、ここに入ると苦戦しそうだ。

クライムエンジェル 12月中旬の新馬戦を逃げ切って、大晦日の2戦目は逃げ粘れず2着。今回も単騎逃げが狙えそうだが、今回の相手は強力だ。

ニジイロハーピー 名古屋からの遠征馬。北海道でJRA認定戦を含む2着2回で、名古屋移籍初戦でJRA認定戦を勝利。勝ち星は1つでも実績的にこの顔ぶれなら上位といえる。

ラブミーテキーラ 北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げ、兵庫移籍後も2勝をマーク。過去4勝がすべて逃げ切りという点は気になるが、押し切る可能性も十分にある。

ティラミスアイ 8月下旬の新馬戦を勝ち、その後はJRA認定戦で3着が2回あるが、ともに勝ち馬からは1秒以上の差。ただ、姫路コースでハイペースになれば出番がある。

バインドロック 11月中旬の新馬戦を勝ち、その後の2戦はひと押し不足の成績。混戦の流れでどこまで流れ込めるかというところだろう。

インタールード 8月の新馬戦を勝ったが、その後は3戦とも差のある敗戦。小柄で気性面での成長が待たれるところだが、母が菊水賞の勝ち馬という血統は気にかかる。

エズヴィラージュ 7月の新馬戦は大敗したが、その後は大差勝ちとJRA認定戦で僅差の2着。続く前走は差のある敗戦を喫したが、出走取消明け2戦目の一変には要警戒だ。

スービーズ 北海道で11戦して2着1回、3着4回で、大井への移籍初戦で初勝利。兵庫初戦の前走は逃げ粘っての2着で、今回も展開ひとつで残り目が考えられそうだ。

プリムロゼ ここまで5戦とも2着以内で、大晦日の前走が好時計での勝利。今回も好位付けの形が取れれば首位争いが狙えそうだ。

そのほか、ジャングルマリサ、ユナクレバーが出走する。

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   レースの狙い
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低調という感がある組み合わせなら、重賞実績があるニジイロハーピーの差し切りに期待。好位差しの形が取れるプリムロゼを対抗に取る。ラブミーテキーラは競り合う形になると微妙でも粘り込む可能性は十分。スピード上位のエズヴィラージュにも警戒しておく。差し脚があるバインドロック、インタールードにも少々マーク。波乱含みとみて、手広く構えるほうがいいかもしれない。


兵庫クイーンセレクション重賞23歳牝馬登録馬の出走表はこちら

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