1月8日(祝・月)に佐賀競馬場にて、第3回ゴールドスプリント(4歳以上・1300メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年は大井から2頭、川崎と笠松、高知から各1頭が参戦。このレースを連覇したダノングッドは引退しましたが、昨年3着のインペリシャブルが再び遠征してきました。ただ、出走馬は力量の差がある印象。昨年は上位3頭が遠征馬でしたが、今年は佐賀所属馬が上位に入る可能性がありそうです。
------------------------------
過去の傾向
------------------------------
過去2回のレースを振り返る。22年は1→7→2番人気の順で、昨年は3→1→4番人気の順。22年は佐賀所属馬が2着と3着に入った。その佐賀の2頭は前走が1着で、前年のウインターチャンピオンに出走していた。2年連続で前走が12月24日以降だった馬が1頭だけ連対。過去2年の連対馬は、逃げ先行と中団からの差し馬の組み合わせとなっている。
------------------------------
出走馬短評
------------------------------
リーチ 2歳時に門別と川崎で重賞を勝ち、4歳時は苦戦したが、5歳時の昨年は北海道A1級の短距離で2勝。佐賀初戦の前走も快勝した内容なら、ここでも注目が必要だ。
ロトヴィグラス JRAのダート短距離で2勝を挙げて佐賀に移り、22年のこのレースで2着。今回もスタートを決めて粘り込みたいところだろう。
ティアラフォーカス 大井からの遠征馬。ダート1000メートルの船橋記念を制した実績は魅力で、今回も差し脚が届く可能性は十分。鞍上が継続して騎乗する点もプラスといえる。
ロンドンテソーロ JRAのダート短距離で4勝、大井で1勝して佐賀に移って4勝。前走の中島記念は大幅体重増と距離延長の影響で大敗したが、この条件なら侮れない。
キングキャヴィア 3歳時の20年6月に大井の優駿スプリントで3着に入るなど活躍したが、古馬格付け後の成績はいまひとつ。佐賀でも苦戦が続いたが、昨秋から復活してきた感がある。
インペリシャブル 川崎からの遠征馬。昨年の3着馬だが、その後の3戦がすべて大敗。前走は長期休養明けで度外視できるが、ここでの一変は考えにくい感がある。
スタードラマー 大井からの遠征馬。2歳時に北海道で3勝し、大井移籍後は盛岡のハヤテスプリントを含む4勝をマーク。今回の相手なら力量的に通用する可能性がありそうだ。
ダノンジャスティス 高知からの遠征馬。このレースでは22年が4着で昨年が7着といまひとつでも、園田で重賞2勝の実績は不気味。人気薄でも一発に警戒する手は考えられる。
そのほか、アンクレットハート、スマートフレイ、ナスノコウラン、エイシンレミー(笠松)が出走する。
------------------------------
レースの狙い
------------------------------
今年の顔ぶれなら、地元のリーチが差し切る可能性が高そう。ロンドンテソーロは距離短縮がプラスで馬体が絞れるようなら首位争いが期待できる。ティアラフォーカスも地力上位だが、コーナー4回のレースで未勝利という点を割り引いて評価。スタードラマーは力量的に微妙でも、差し脚が届く可能性に警戒しておく。先行してしぶといダノンジャスティスが連下の穴。
ゴールドスプリントオープンの出走表はこちら
赤見千尋の予想にのる
齊藤修の予想にのる