2月4日(日)に佐賀競馬場にて、第20回飛燕賞(3歳・1400メートル・18時15分発走予定)が行われます。佐賀の3歳馬で短距離志向がある馬にとっては目標となる一戦。日程が23年までよりも1カ月ほど早くなって、ここからネクストスター西日本を目指す選択肢もできました。その舞台に出走する12頭で注目を集めそうなのは、佐賀若駒賞を制したトゥールリー。しかし短距離で流れが速くなるようなら、差し馬の台頭があるかもしれません。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(19年は2月17日。最近4年は3月初旬)。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。23年は7→5→2番人気の順だった。また、3から5番人気馬が3着以内に1頭だけ入っている。2走前までに1400メートル以下で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。また、花吹雪賞に出走していた馬が3着以内に1から2頭入っているデータもある。
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出走馬短評
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ニシケンキング 北海道では12戦未勝利で、佐賀では移籍初戦が2着で2戦目に1着。しかしその後は特別戦で2戦とも差のある敗戦では、今回も苦戦必至だろう。
ビーアライブ 北海道で2戦して、23年8月の佐賀初戦で初勝利を挙げ、11月に2勝目をマーク。しかし重賞では3回とも差のある敗戦という成績では強調しにくい感がある。
スターオブウーノ 昨夏の新馬戦を圧勝し、佐賀若駒賞は最下位だったが、続く前走を快勝。この距離が合っている感はあるが、連闘と相手が上がる点が課題となる。
カシノルーカス 23年6月の九州産限定の新馬戦を勝ち、9月に特別戦を勝利。重賞では勝ち馬から差のある結果だが、相手なりに動ける傾向もある。
シーブレ 北海道では1戦だけで、佐賀移籍初戦と2戦目を勝利。しかしその後は差のある敗戦が続く状況では、ここでも厳しい感が否めない。
トレベルオール 北海道では4戦未勝利だったが、佐賀移籍後は6戦4勝、2着1回の好成績。前走の特別戦で早め先頭から押し切った内容ならば、今回も首位争いが可能だろう。
キトーウィン 昨夏のデビュー3戦目に初勝利を挙げ、その後は大敗多数の成績だったが、前走は好位からの差し切りと一変。ただ、前走だけで評価するのは微妙かもしれない。
ギャルピース 北海道で3戦とも大敗したが、佐賀では移籍初戦を逃げ切り勝ち。最近2戦は逃げ粘りを見せて2着に入ったが、今回は同型が強力だ。
フェザークイル JRAで3戦とも大敗したが、佐賀では移籍初戦と2戦目を勝ち、その後は2戦とも2着。今回も好位差しの形が取れれば善戦以上が期待できる。
トゥールリー ここまで10戦して、重賞2勝を含む6勝と断然の実績。時計的にも上位の成績ならば、今回も逃げ切る可能性が高いだろう。
そのほか、ケンタッキーダンス、オルタンシアが出走する。
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レースの狙い
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この顔ぶれなら、逃げ切りで4連勝しているトゥールリーの実力が断然。相手は混戦だが、好位差しの形が取れそうなフェザークイルを筆頭に取る。トレベルオールは最近2戦のまくり脚を再現できれば首位争いに加わりそう。相手なりに差を詰めてくるカシノルーカスも押さえたい。シーブレ、キトーウィンは力量的に微妙だが、3連勝式の穴として考える手はあるだろう。
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