2月15日(木)に姫路競馬場にて、第53回白鷺賞(4歳以上・2000メートル・16時15分発走予定)が行われます。今年は名古屋と笠松から各1頭、高知から2頭が参戦。23年の優勝馬と2着馬は不在ですが、中長距離で実績を残す馬が多く参戦してきました。姫路競馬場はカーブがきつくて直線が長いため、仕掛けるタイミングがとても重要。先行争いと2周目の3コーナーでの動きが大きな見どころとなります。
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過去の傾向
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4年前に姫路競馬が再開されて以降の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。3着内馬はすべて単勝5番人気となっている。3着内馬はすべて、前走が重賞またはJRAのオープン特別。前年の園田金盃で2着以内だった馬が1頭以上連対している。また、4走前が重賞で1着だった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。他地区からの遠征馬は、21年の3着(高知)、23年の1着(佐賀)と3着(高知)が好走例となっている。
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出走馬短評
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グリードパルフェ 高知からの遠征馬。23年の3着馬で、その後は佐賀のはがくれ大賞典と園田の六甲盃を勝利。ただ、今回は23年8月下旬以来の実戦という点がカギとなる。
リッターシュラーク JRAのダートで4勝を挙げ、南関東では苦戦したが、兵庫移籍初戦の前走を差し切り。時計的には微妙だが、今回も仕掛け次第で一発が狙える。
メガゴールド 名古屋からの遠征馬。JRAのダートで3勝して、名古屋移籍後は10戦1勝でも3着以内が9回と善戦続き。今回は高知の宮川実騎手を起用した点も不気味に映る。
ミステリオーソ JRAのダートで4勝し、オープンでは苦戦したものの、前走の兵庫初戦を差し切り勝ち。前走は早めに動いて伸びを欠いたが、2度目の姫路なら前進が狙える。
トリプルスリル JRA未勝利から兵庫で2勝して、JRAに戻って1勝を追加。昨秋の再転入後は5戦とも3着以内で、新春賞でも差し脚を見せて3着に入った。
ラッキードリーム 22年8月の兵庫初戦以降で3着を外したのはダートグレードの2回だけ。前走の園田金盃は休み明けの影響か粘れなかったが、今回は巻き返しが必至だろう。
トランセンデンス 高知からの遠征馬。3歳時に南関東で羽田盃を含む重賞2勝の成績は上位。高知では下級条件で詰めひと息の結果が続くが、コース替わりはプラスだろう。
ツムタイザン 通算21戦で4着以内が20回という安定感が最大の武器。前走は好位のままで4着だったが、改めて堅実に差を詰めてくる脚には要警戒だ。
そのほか、シェナキング、ルヴァン、メイプルブラザーが出走する。
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レースの狙い
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ラッキードリームは前走が粘りひと息でも力量は上位で、改めて首位争いに期待。グリードパルフェは2000メートル以上での成績が良好で、23年の3着以上が狙えるだろう。好位差しが安定しているツムタイザンにもチャンスがありそうで、この三つ巴を本線としたい。割って入る可能性がありそうなのは、コース替わりで差し脚がいかせそうなトランセンデンス。ミステリオーソは距離がカギだが仕掛けひとつで上位に食い込む可能性がある。善戦続くトリプルスリルが連下の穴。
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