3月7日(木)に笠松競馬場にて、第1回ジュニアグローリー(3歳・1400メートル・15時55分発走予定)が行われます。3月28日に名古屋競馬場で実施されるネクストスター中日本へのステップレースという位置づけになる新設重賞には12頭が出走。そのなかにネクストスター笠松と名古屋の勝ち馬がいるという、興味深いメンバー構成になりました。その2頭の上位独占を阻止する存在が出てくるのかどうかが大きな見どころです。
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過去の傾向
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過去2年の子葉賞(笠松所属馬限定のオープン特別)と、それ以前の同時期に行われた3歳1組(20年のみ1600メートル)を対象に結果をみていく。単勝1番人気は4勝、2着1回。連対馬はすべて3番人気以内となっている。連対馬はすべて通算2勝以上。連対馬10頭はすべて、前走が重賞に出走、または一般戦か特別戦で勝利を挙げていた。過去5回とも、3着内馬が牡馬1頭、牝馬2頭の組み合わせだった点が特徴的だ。
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出走馬短評
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ハーピークオーレ スプリングカップは大敗したが、梅桜賞と中京ペガスターカップでは4着と善戦。今回の距離でも先行粘り込みを狙いたいところだろう。
ミトノユニヴァース ネクストスター名古屋を圧勝し、年末はライデンリーダー記念を制覇。前走は差し脚不発でも地力的に無視できない存在だ。
ミノコクシュタルク ネクストスター笠松では大敗したが、その後は3戦連続で2着。今回は休み明けでどうかだが、前崩れになれば上位争いに加わるチャンスがある。
ハヤイモノガチ ライデンリーダー記念は差し届かなかったが、続く笠松所属馬限定戦は快勝して前走も2着。しかし今回は時計的に少々厳しいかもしれない。
ワラシベチョウジャ 新馬戦から5連勝でネクストスター笠松を制したが、続くジュニアキングは善戦止まり。今回は休み明けだが、立て直した効果には要警戒だ。
キスリング 北海道でJRA認定戦を勝ち、笠松では転入初戦を圧勝してネクストスター笠松で2着。今回は長期休養明けでどうかだが、地力的に無視しにくい存在といえる。
タイセイマロン 好走と大敗の差が大きいタイプだが、最近2戦は好位差しで連勝と一変。時計的に通用する可能性も十分にある。
スティールアクター 新春ペガサスカップは早め先頭から3着だったが、続くスプリングカップは押し切り勝ち。距離短縮でも再度の先行押し切りには要警戒だ。
リボリュウション ライデンリーダー記念と前走は大敗したが、好位付けの形が取れればしぶといタイプ。ただ、今回は相手が強いと言わざるをえない。
クリスタライズ ライデンリーダー記念は粘れなかったが、その後は古馬B級を快勝して、ゴールドジュニアでクビ差2着。今回も立ち回り次第で首位争いが可能だろう。
そのほか、レシプロターボ、ナモロカが出走する。
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レースの狙い
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3頭の重賞勝ち馬が中心で、なかでも距離短縮で臨むミトノユニヴァースに期待。ワラシベチョウジャは休み明けでどうかだが、好位差しの形が取れれば勝機十分。スティールアクターは雨の影響が残る馬場が味方になりそうで、再度の先行押し切りが期待できる。前走のゴールドジュニアで差し脚を見せたクリスタライズが割って入る候補。タイセイマロンは相手強化でどうかだが、好位からの流れ込みに警戒しておく。
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