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第12回土佐春花賞（高知）

3月10日（日）に高知競馬場にて、第12回土佐春花賞（3歳・1300メートル・18時5分発走予定）が行われます。高知競馬ではこの世代からJRA認定競走がスタート。年明けにはJRA3歳未勝利馬との条件交流戦が早くも3鞍実施され、各馬の出走歴も例年以上に賑やかなものとなっています。ネクストスター高知、金の鞍賞を制した2歳チャンピオン・プリフロオールインは休養中。同馬が不在だった2月の土佐有楽特別の結果が予想の参考になるでしょう。

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　　 過去の傾向
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過去5年の結果から傾向をみていく。単勝1番人気は4勝、3着1回、2番人気も2着3回、3着2回とすべて馬券絡み。3勝以上を挙げ、2、3着がない（例えば23年1着ユメノホノオは【7-0-0-2】）馬が6頭出走して5頭が3着以内。年明けの準重賞は、従来から土佐水木特別が行われていたが、土佐有楽特別と2レース実施されるようになった過去2年では、22年は土佐水木特別3、1着馬が2、3着。23年は土佐水木特別、土佐有楽特別と連勝した馬が1着、土佐有楽特別2着馬が3着。22年の1着馬、23年の2着馬は両準重賞に不出走だった。

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　　 出走馬短評
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ホーリーバローズ　10月デビューながら、前走のJRA交流・竜王盃を含めメンバー最多の5勝をマーク。重賞2戦はともに7着だったが、今回の相手なら上位争いが期待できる。

イッセーノーデ　連対6回はいずれも1300から1400メートルで、JRA交流・竜王盃でも2着に好走。金の鞍賞は4着でもメンバー最先着の3着馬と1馬身差なら通用の余地はある。

パンパカパーティー　ここまでの2勝は3組で、相手が強くなると苦戦。金の鞍賞も12着では厳しい戦いが予想される。

マンタロウ　3走前のJRA交流・足摺盃ではハイペースで逃げているように主導権を取るスピードはある。ただ、ここまで1勝で、レースぶりからスタミナに課題がありそうだ。

シンメデージー　12月の1300メートルでの新馬戦はアタマ差の勝利だったが、続く2組を大差勝ち。JRA交流・足摺盃、土佐有楽特別も制し4連勝中で、重賞タイトルも狙える。

バウンティキャット　6月のデビューから3連勝を飾り、金の鞍賞ではメンバー最先着の3着。土佐有楽特別は勝ち馬に離されたが、2着馬とは3/4馬身差の3着で引き続き上位争いできそうだ。

テイクノート　6月の新馬戦から2連勝したが、距離が延び相手が揃ってくる夏以降は3着が最高。土佐水木特別はメンバー最先着でも、見どころは少なかった。

エーステンペスト　昨秋に1300メートル戦を連勝し軌道に乗るかと思われたが、その後は苦戦。気性的に難しい面があるようで、外枠に入って変わってくるかどうかだ。

そのほか、ブルックリン、ミスフレンド、ビーチプリンセス、ジョウショーブーケが出走する。

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　レースの狙い
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シンメデージーはこの世代最後の新馬戦勝ち馬で、4戦4勝。ある程度勝負付けの済んだメンバー構成だけに勝機十分。同馬が楽勝した土佐有楽特別の2、3着馬ホーリーバローズ、バウンティキャットが相手で、この3頭の争い。金の鞍賞でバウンティキャットと接戦を演じたイッセーノーデを少しだけ押さえておく。

土佐春花賞３歳３歳の出走表はこちら

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