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第22回若草賞土古記念（名古屋）

3月14日（木）に名古屋競馬場にて、第22回若草賞土古記念（4歳以上牝馬・1500メートル・20時05分発走予定）が行われます。先週火曜日に笠松競馬場で実施されたブルーリボンマイルに続くグランダム・ジャパン古馬シーズン（春）の対象レース。大井から参戦する2頭は笠松から中8日での出走となります。さらに船橋から2頭、高知から1頭も参戦。そのメンバーに対して9戦9勝のセブンカラーズが無敗を守れるのかが大きな見どころです。

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　　 過去の傾向
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23年までは3歳限定戦だったため、今回は名古屋1500メートルの特徴と傾向について記しておく。スタート地点は4コーナーの奥で、最初のカーブまでは400メートルほど。今開催はインコースの砂が厚い状態で、火曜日は雨で不良馬場だった影響で、コースの中央付近が走りやすくなっているようだった。逃げ先行タイプで好走できるのは出走メンバーのなかで実力が抜けている場合が大半。それ以外は展開的に厳しくなることが多い。

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　　 出走馬短評
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ジュランビル　大井からの遠征馬。休み明けで臨んだ前走の笠松は反応ひと息で4着だったが、名古屋では昨秋の秋桜賞で3着。ただ、一変までは見込みにくい感がある。

セブンカラーズ　無敗で東海ダービーを勝ち、長期休養明けの前走は先行策から押し切り勝ち。今回は相手が強化されるが地力で押し切る可能性は十分にある。

グレースルビー　大井からの遠征馬。現在のところグランダムのポイント数がトップで、優勝を狙って引き続き参戦。再度の遠征は課題でも、馬体重が維持できれば侮れない。

サーフズアップ　船橋からの遠征馬。新馬戦から好走が続いて東京プリンセス賞を制覇と実績は十分。最近の成績はいまひとつでも無視しにくい存在といえる。

モンサンラファータ　高知からの遠征馬。JRA未勝利から北海道で5連勝して、大井で10勝、高知で3勝。前走は牝馬限定準重賞をハナ差で勝ったが、今回の条件は微妙かもしれない。

アプサラー　3歳2月にJRAのダートで勝利を挙げたが、その後は大敗の連続。しかし名古屋移籍後は7戦6勝、2着1回と好成績で、ここでも通用する可能性が考えられる。

ハッピーミーク　JRA未勝利から名古屋に移って8戦7連対と好成績。今回は相手が一気に強くなるが、好位からの流れ込みに警戒する手はあるだろう。

フークエンジェル　船橋からの遠征馬。3歳春に浦和の桜花賞と水沢の留守杯日高賞で3着に入ったが、その後はいまひとつの成績。今回の相手関係も少々厳しい感が否めない。

ダンシングラブリー　JRA未勝利から名古屋に移って7勝したが、A級に上がってからは善戦止まり。底力に欠ける現状では強調しにくい感がある。

そのほか、ウィップラッシュが出走する。

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　レースの狙い
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セブンカラーズは前走が過去最少での着差でも、地元コースなら連勝継続の可能性が高そう。グレースルビーは再度の長距離輸送が不安材料だが、再度の先行粘り込みに期待ができる。サーフズアップは休み明けでどうかだが、素質は互角以上といえるだけにマークしておきたい存在。上昇の勢いがあるアプサラーを連下の筆頭にマークしておく。ジュランビルは休み明け2戦目の上積みと岡部誠騎手の起用で要注意。モンサンラファータは力量的に微妙でも、好位からの流れ込みに警戒しておく。

若草賞土古記念（ＳＰ１）牝馬オープンの出走表はこちら

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