3月10日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第45回ポプラ賞(4歳・5歳混合・19時20分発走予定)が行われます。昨夏に実施された3歳・4歳混合のはまなす賞は、1着ヘッチャラ、2着ヤマカツエース、3着クリスタルコルドで4歳が上位独占。年が明け1歳ずつ年を取った両世代のトップクラスが再び争います。はまなす賞には不出走だった、のちのばんえいダービー馬タカラキングダム、同じく天馬賞馬のキングフェスタも参戦。このなかに、未来のばんえい記念優勝馬がいる確率は高そうです。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。5歳のダイヤモンドダスト賞または4歳の白雪賞の2から5着馬が3着以内に1頭以上入っている。昨年は白雪賞5着馬が1着で、2、3着はダイヤモンドダスト賞の4、2着馬だった。単勝1番人気は2勝、3着2回。基本的に5歳のほうが人気になりやすいが、【2-1-3-19】の5歳に対し、【3-4-2-13】と4歳のほうが成績良好。毎年5から7番人気の4歳が馬券絡みしているのも特徴的だ。なお帯広単独開催になった07年度以降、同一年度に、はまなす賞とポプラ賞の両方を制した馬はいない。
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出走馬短評
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マルホンリョウユウ 4歳馬。ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞と制し、三冠がかかったばんえいダービーは3着惜敗。今回は長澤幸太騎手と初コンビになる。
タカラキングダム 4歳馬。ばんえいダービーを制した世代王者。ただ、白雪賞が障害に大きく手間取っての7着で、当時から50キロの重量増に加え、年長馬相手では狙いにくい。
ヤマカツエース 5歳馬。今季重賞で5戦し、はまなす賞2着を最高にすべて4着以内。今回は三冠馬キングフェスタより20キロ軽く、上位争いに加われる。
クリスタルコルド 5歳馬。重賞は3歳シーズンに2勝し、今季ははまなす賞で3着。2走前にオープン特別戦で初勝利と力をつけている。
ジェイヒーロー 4歳馬。ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞とも3着で、ばんえいダービーは出走取消。A1級のためハンデは軽いが、もう少し揉まれる必要がある。
アローリキヒメ 5歳牝馬。クインカップを制した4歳シーズンの女王。ダイヤモンドダスト賞ではなく古馬重賞のチャンピオンカップを使われ4着と善戦しており、ここも侮れない。
ヘッチャラ 5歳馬。4歳時のポプラ賞と、今季のはまなす賞の重賞2勝。三冠でも崩れが少なく、キングフェスタと20キロ差あれば好勝負できそうだ。
キングフェスタ 5歳馬。天馬賞を楽勝し4歳シーズン三冠を達成。オープン-1組の特別戦勝ちもあり、メムロボブサップと2秒5差だった前走も評価できる。
そのほか、アシュラダイマオー、キョウエイプラス(ともに4歳馬)が出走する。
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レースの狙い
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4歳シーズンの三冠馬キングフェスタに注目。ダイヤモンドダスト賞と同様にトップハンデだが、ほかの有力馬と重量差の面で楽になるため反撃が期待できる。同世代のライバルとして鎬を削ってきたヤマカツエースとヘッチャラが強敵。紅一点で最軽量のアローリキヒメにも注意したい。4歳では連勝の勢いがあるジェイヒーロー。
ポプラ賞(BG3)4・5歳オープン別定の出走表はこちら
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