重賞レース直前情報 |
4月28日(日)に金沢競馬場にて、第32回北日本新聞杯(3歳・1700メートル・18時15分発走予定)が行われます。金沢競馬の3歳三冠のひとつめは、6月9日に予定されている石川優駿につながる一戦。その舞台には11頭が出走してきました。上位拮抗の顔ぶれでも、逃げ先行タイプが多い点が気になるところ。そのあたりを考えつつ、予想を組み立てていきたい一戦といえます。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。23年は2→4→3番人気の順あったが、それ以前の4年は1番人気馬が連対。3着内馬15頭のうち13頭は単勝4番人気以内となっている(例外は21年の3着馬=8番人気、20年の3着馬=6番人気)。連対馬はすべて前走も2着以内。20年の3着馬は前走が4着だったが、それ以外の3着馬は前走が2着以内だった。4走前が重賞または準重賞(あての木賞)だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。
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出走馬短評
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カレンアイバーソン JRA未勝利から金沢移籍初戦を勝ち、その後は2戦とも善戦。今回の相手は強力だが、好位から流れ込む可能性は秘めている。
トルピード 3連勝で臨んだ金沢ヤングチャンピオンは好位から伸びずに4着。その内容では今回も距離が課題になるが、素質的に無視しにくい存在といえる。
エムティトップ ここまでの勝利はひとつだけでも、最近3戦がすべて2着の成績は魅力。今回も詰めは課題だが、再度の流れ込みには要警戒だ。
リケアマロン JRAでは未勝利で、金沢では2走前の条件交流戦で2着に入り、移籍初戦の前走を勝利。ただ、この顔ぶれでは少々厳しい。
ニキ 前走は4コーナーで騎手がバランスを崩して落馬したが、馬には手応えが残っていなかった雰囲気。その点を考えると距離延長は微妙かもしれない。
ダブルアタック ここまで11戦8連対で、3着を外したのはネクストスター金沢だけ。素質的には上位でも、マイペースが条件という点は課題になる。
ショウナンサクレツ JRAで1戦して、2戦目から高知に移って3勝を挙げ、2走前から金沢所属で連続2着。安定した差し脚には今回も注目が必要だ。
リメンバーアポロ 北海道で3戦とも大敗したが、金沢移籍後は好成績。過去の5勝はすべて逃げ切りでのもので、今回も先手を取れるかどうかがカギとなる。
マイネルスピカ JRAでは未勝利だったが、金沢移籍後は2戦2勝。前走は逃げ切りで勝利を挙げたが、好位差しもできるタイプだろう。
ドンリュウスター 2歳時に2勝を挙げたが、好走と大敗の差がある傾向。しかし今季は善戦続きで、前崩れの展開になれば出番がありそうだ。
レーヴァローゼ 兵庫で12戦して3着3回で、金沢でも3戦とも善戦まで。小柄で底力に欠ける感があるだけに、上位食い込みまでは見込みにくい。
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レースの狙い
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逃げ先行タイプが多い点は気になるが、金沢ヤングチャンピオンを逃げ切ったリメンバーアポロが押し切れると判断。マイネルスピカは好位差しもできそうで、3連勝の可能性ありとみて2番手に推す。まくり脚があるトルピードにもチャンスがありそう。ショウナンサクレツも仕掛けひとつで上位食い込みが可能だろう。ダブルアタックは競らずに行けるようなら残り目も。
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