重賞レース直前情報
■2024年04月21日
第34回金沢スプリングカップ (金沢)

4月21日(日)に金沢競馬場にて、第34回金沢スプリングカップ(4歳以上・1500メートル・17時45分発走予定)が行われます。金沢競馬の古馬重賞戦線のスタートとなる一戦ですが、今年はトップ厩舎のひとつである金田一昌厩舎の管理馬が出走停止となっている影響もあって、出走馬は5頭だけ。金沢で重賞を勝った実績がある馬はゼロですが、絞り込んで予想したい一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、2着1回。3着内馬15頭のうち14頭は4番人気以内となっている(19年の3着馬が6番人気)。連対馬はすべて、前走でも2着以内。3走前が重賞だった馬が1から2頭連対しているが、今年は前記の2項目を同時に満たせる馬が不在だ。6歳以下の馬が1から2頭連対しているデータもある。

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   出走馬短評
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ソーラーフレア JRAの芝で3勝を挙げ、準オープンではダートで2着1回、3着3回。昨春から金沢に移って6勝した実績は、今年の顔ぶれなら上位といえる。

タイサイ JRAのダートで4勝し、南関東で2勝。中長距離での好走例が多いが、1500メートルで圧勝した前走の動きを再現できれば首位争いが可能だろう。

フェイマスダンディ JRAのダートで2勝して、昨春の金沢移籍後に6勝。今回の相手関係でも、立ち回りひとつで善戦以上が狙えるだろう。

グランデラムジー JRA未勝利から兵庫で2勝して、JRAに戻って1勝を追加。その後は高知で珊瑚冠賞を含む8勝を挙げたが、昨年以降は大敗が続いている。

エイシンアンヴァル JRA未勝利でも3戦とも3着以内で、その後は兵庫に移って9勝をマーク。重賞では3回とも大敗したが、金沢初戦の内容なら初タイトルのチャンスだろう。

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 レースの狙い
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エイシンアンヴァルは兵庫の重賞で苦戦したが、移籍初戦の内容と今回の相手関係なら首位争いが必至。タイサイも前走が圧勝で、今回も首位争いが狙えそうだ。ソーラーフレアも実績的に互角以上とみるのが妥当で、この三つ巴を本線としたい。フェイマスダンディは相手なりに動けるタイプで、3連勝式の候補として押さえておく。


金沢スプリングカップ(フリオーソ賞)4歳上の出走表はこちら

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