4月7日(日)に水沢競馬場にて、第49回スプリングカップ(3歳・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。出走8頭のなかで断然の注目馬となるのは、5戦5勝の成績で今季初戦を迎えるフジユージーン。大型馬の休み明けという点は心配でも、地力で圧倒する可能性は十分で、相手探しと決めてかかる手はありそう。その場合でも、できるだけ絞って臨むほうがいいかもしれません。
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過去の傾向
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準重賞だった時期を含めた過去5年の結果をみていく。勝ち馬はすべて1番人気だが、2番人気は19年が2着、21年が3着といまひとつ。4から6番人気が3着以内に1頭だけ入っている。前走が3着以内だった馬が1から3頭馬券絡み。重賞に再昇格した最近4年は、4走前までに重賞または準重賞で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対している。
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出走馬短評
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リトルカリッジ 6月の新馬戦と7月の2戦目を快勝し、若鮎賞とプリンセスカップは大敗したが、ビギナーズカップ2着で、金杯を勝利。今回も好位差しを狙いたいところだ。
フジユージーン 5戦5勝、重賞3勝の実績は断然で、好位差しのかたちで3勝している点も含めて上位の存在。あとは休み明けがどうかという点だけだろう。
サクラトップキッド 10月の新馬戦と2戦目を圧勝したが、南部駒賞で5着、寒菊賞で4着、金杯は3着と善戦まで。それでも引き続き大きく崩れるシーンは考えにくい。
サンエイキャノン デビュー3戦目と4戦目を制して、年明け初戦の前走を好位差しのかたちで勝利。JRAで重賞3勝トウシンマカオの半弟という血統面も含めて注目できる存在だ。
ドリームキャッチ 北海道のJRA認定戦を勝利して、岩手での初戦も水沢でJRA認定戦を勝利。金杯とあやめ賞は7着だったが、地力的に侮れない感がある。
リュウノダンマーム 7月に盛岡ダートの新馬戦を勝ったが、その後の成績はいまひとつ。最近2戦は連続3着でも、内容的には底力に欠ける感が否めない。
そのほか、ビッグサララルーフ、ユウユウププリエが出走する。
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レースの狙い
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フジユージーンは実績的に抜けた存在で、休み明けでも今回の相手なら中心視するのが妥当。相手筆頭には善戦傾向があるサクラトップキッドを指名する。リトルカリッジも地力上位で善戦以上の可能性が高そう。前走快勝のサンエイキャノンも押さえておきたい存在だ。一発タイプのドリームキャッチが3連勝式の押さえ。
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