重賞レース直前情報
■2024年04月29日
第6回飛山濃水杯(笠松)

4月29日(祝・月)に笠松競馬場にて、第6回飛山濃水杯(4歳以上・1400メートル・17時00分発走予定)が行われます。約1カ月後に実施されるオグリキャップ記念が2500メートルから1400メートルに短縮されたことに伴って、そのトライアルとして西日本地区交流に条件が変更。1、2着馬には優先出走権が付与されることもあり、金沢から1頭、兵庫と佐賀から各2頭が遠征してきました。実力馬が揃って激しい戦いが展開されることになりそうです。

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   過去の傾向
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実施されなかった2021年(第3回)を除く過去4回の結果をみていく(実施時期は5月下旬または6月中旬。昨年は東海地区限定、それ以前は北陸・東海・近畿地区交流)。単勝1番人気は1勝だけで、2着と3着がゼロ。19年は6→2→3番人気、20年は8→6→2番人気の順だったが、最近2年の3着内馬はすべて4番人気以内となっている。連対馬はすべて、2走前までに1着か、ダートグレードへの出走歴があった。ゼッケン1から4番の馬が3着以内に1頭だけ入っているというデータもある。

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   出走馬短評
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アイリッシュセンス 佐賀からの遠征馬。JRAのダート1400メートルで2勝して、昨年から佐賀所属で3勝。前走は強敵相手の2着だったが、ここでもスピード的に通用しそうだ。

リーチ 佐賀からの遠征馬。2歳時に北海道と川崎で重賞を勝ち、昨春からは大崩れが少ない成績で充実期に入った様子。今回も展開ひとつで差し脚が届く可能性がある。

メテオスウォーム JRAでは未勝利だったが、兵庫、高知を経て徐々に実力がついてきた様子。笠松移籍後は大崩れが少ないが、重賞の組み合わせでは劣勢の感が否めない。

オヌシナニモノ 金沢からの遠征馬。JRAのダート短距離で4勝し、金沢では重賞2勝を含む7勝をマーク。地元重賞をパスして遠征してきた点も不気味に映る。

セイルオンセイラー JRAのダート中距離で3勝し、その後は低迷が続いて名古屋移籍後も苦戦したが、最近3戦は笠松遠征で好走続き。ただ、今回は距離短縮が課題となる。

コンビーノ 2歳6月の新馬戦を制したあとは苦戦したが、3歳4月から5連勝して本格化。現在は9戦連続連対で、重賞で2着5回の実績的にも注目できる。

タガノウィリアム 兵庫からの遠征馬。JRAのダート中距離で2勝して、兵庫移籍後に5勝。前走は姫路の1500メートルで勝利したが、今回の距離は少々短いかもしれない。

ゴールドレッグス JRA未勝利から名古屋と大井で6勝し、JRAに戻って盛岡の条件交流戦で勝利。昨年は南関東で大崩れが少なく、今年2月の笠松・白銀争覇はハナ差2着の惜敗だった。

メルト 最近3戦はダートグレードで苦戦したが、名古屋記念と梅見月杯を勝利した実績には要注意。安定感に欠ける感はあるが、常に一発の可能性を秘めているタイプだ。

バーニングペスカ 兵庫からの遠征馬。JRAの短距離で3勝し、兵庫移籍後に4勝。前走で笠松の白銀争覇を勝つなど遠征で好走しているが、今回は休み明けが課題となる。

そのほか、マラードザレコード、ヨハンが出走する。

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 レースの狙い
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逃げ先行タイプが多い組み合わせなら、差し脚を長く使えるゴールドレッグスが狙えそう。リーチも展開的に恵まれる可能性が高いとみて逆転候補として指名する。コンビーノは2着続きでも相手なりに動けそうで3番手にマーク。オヌシナニモノは好位差しのかたちが取れれば上位食い込みが可能だろう。バーニングペスカは2カ月ぶりだが外枠から流れに乗れそうで要注意。一発タイプのメルトを連下の穴として挙げておく。


飛山濃水杯(SP2)4歳以上・オープン の出走表はこちら

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