5月19日(日)に盛岡競馬場にて、第12回イーハトーブマイル(3歳・ダート1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。昨年と22年は水沢競馬場で実施されましたが、今年は盛岡が舞台。ここで好成績を残せば、4週間後の東北優駿も視野に入れられるという一戦には12頭が参戦。波乱の可能性がありそうな顔ぶれになりました。盛岡のマイル戦が合いそうなタイプを探してみる手があるかもしれません。
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過去の傾向
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過去2年の同レース(水沢1600メートル)と、それ以前の同時期に実施された3歳オープンのレース(盛岡1400メートルと1800メートル)を対象に結果をみていく。昨年は2→5→3番人気の順で、22年が4→6→3番人気。それ以前の2年の連対馬は1番人気と2番人気だった。前走が重賞だった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。最近3年は3着内馬のうち2頭が牝馬だった。
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出走馬短評
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コンバットスプーン 盛岡ダート1000メートルで新馬戦を勝ち、ビギナーズカップで3着、ネクストスター盛岡で2着。冬場は南関東で苦戦したが、再転入2走目での前進には要警戒だ。
ビッグサララルーフ 2歳時に3勝を挙げたが、それ以外の10戦は勝ち馬から1秒以上の差。今年も4戦連続で苦戦している状況では狙いにくい感がある。
サクラトップキッド 10月の新馬戦と2戦目を圧勝し、金杯で3着。スプリングカップは2着でも相手が悪かったかたちで、今回の顔ぶれなら善戦以上が可能だろう。
レッドオパール 北海道の一般戦で1勝し、岩手では移籍初戦から寒菊賞を含む3連勝して、最近2戦はともに3着。初コースでも引き続き相手なりに走れそうだ。
バウンスライト JRAでは3連敗したが、岩手では移籍初戦と2戦目を早め先頭から押し切り勝ち。今回は相手が強化されるが、通用する可能性は十分にある。
リトルカリッジ 新馬戦と2戦目を快勝し、ビギナーズカップで2着に入り、特別戦を制して金杯も勝利。今年の2戦はいまひとつでも、地力的に侮れない存在だ。
エイシンポロシリ 北海道で2戦とも大敗し、昨夏から名古屋に移って2勝を挙げ、岩手移籍後は3戦とも連対。時計的には微妙でも、好位差しが届く可能性は十分にある。
ミヤギシリウス デビュー2戦目を圧勝し、ネクストスター盛岡は離れた4着で、若駒賞も勝ち馬から大差の2着。それでも年明け初戦のあやめ賞を制した実績は無視しにくい。
セイバイラック 勝ち星はJRA認定戦でのひとつだけだが、ここまで12戦とも5着以内と堅実。重賞で2着3回の実績なら、今回も善戦以上の可能性が考えられる。
サンエイキャノン 芝の新馬戦で大敗したが、ダートでは3勝、3着3回と上々。ただ、前走のダイヤモンドカップの内容では、盛岡のマイル戦は厳しいかもしれない。
そのほか、ドリームキャッチ、オフビートが出走する。
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レースの狙い
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かなりの混戦だが、スプリングカップで2着に入ったサクラトップキッドに期待。レッドオパールは牡馬相手でも好位差しが届く可能性が考えられる。バウンスライトは相手強化でも連勝中の勢いを評価して単穴にマーク。リトルカリッジは今季2戦がいまひとつでも、流れ込みに警戒して連下に押さえる。善戦傾向があるエイシンポロシリ、セイバイラックが3連勝式の候補。
イーハトーブマイル(M3)3歳 の出走表はこちら
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