重賞レース直前情報
■2024年05月04日
第5回利家盃(金沢)

5月4日(祝・土)に金沢競馬場にて、第5回利家盃(4歳以上・2000メートル・17時15分発走予定)が行われます。なんといっても最大の注目点は、ハクサンアマゾネスが4連覇を達成するのかどうかというところ。現役引退の予定を撤回して、今年も金沢所属で国内の平地重賞勝利記録の更新に期待がかかります。ただし、2番手以下は大混戦。できるだ
け絞りたいところですが、逆に穴狙いを考えてみる手があるかもしれません。

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  過去の傾向
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過去4回の結果をみていく。1番人気の3勝はすべてハクサンアマゾネスによるもの(21から23年)。2番人気は1勝、2着2回、3着1回で、3着内馬はすべて4番人気以内となっている。連対馬はすべて、前走で2着以内。前年の中日杯に出走していた馬が1頭だけ連対している。4走前が金沢以外の所属だった馬が1から2頭連対している。

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  出走馬短評
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ハクサンアマゾネス 通算26勝で、金沢で3着以内を外したのはダートグレードでの2回だけ。今季初戦の前走も楽勝だっただけに、ここで崩れるシーンは考えにくい。

ブラーヴ JRAのダート1200メートルで2勝して、金沢移籍後は2戦とも勝ち馬から差のある結果。その成績で距離延長となる今回は厳しい感が否めない。

セブンダートオー JRAのダート1400メートルで2勝して、金沢では6戦4連対で昨年の中日杯も3着に健闘。前走は逃げ失速で大敗したが、差しに回っての巻き返しには要警戒だ。

ダイヤモンドライン 昨年はサラブレッド大賞典を勝ち、古馬相手の中日杯でも4着と好走。今年の2戦はひと押し不足の結果だが、距離延長で前進する可能性はある。

ベニスビーチ 重賞を4勝しているが、昨秋以降は苦戦続き。しかし金沢では11戦して3着以内が10回という成績を残しているだけに、再転入初戦から侮れない感はある。

ガムラン JRA未勝利から金沢で4勝を挙げ、JRAに戻って金沢の条件交流戦で勝利。昨年から金沢所属で大崩れが少ない成績を残している点には注目できる。

サジェス JRA未勝利から金沢で4連勝して、JRAに戻って芝中距離で2勝を追加。再転入初戦の前走は先行して3着だったが、2戦目で前進する可能性は十分にある。

エイシンアンヴァル JRA未勝利から兵庫に移って好走が続いたが、重賞では3回とも大敗。前走の金沢スプリングカップでの内容的に、今回の距離延長は微妙かもしれない。

そのほか、ナムラアラシが出走する。

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 レースの狙い
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組み合わせ的にハクサンアマゾネスを1着固定とするのが妥当。しかし相手は混戦で、距離延長がプラスになりそうなダイヤモンドラインを筆頭に推したい。ガムランは大崩れが少ない成績で、ここでも相手なりに動けそう。セブンダートオーは前走が度外視可能で、好位差しに回っての巻き返しに期待ができる。サジェスは鞍上スイッチでどうかだが、流れ込みには注意が必要。エイシンアンヴァルは距離延長が微妙でも、3連勝式の候補としてなら考えられる。


利家盃【百万石賞トライアル】4歳上の出走表はこちら

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