重賞レース直前情報
■2024年05月02日
第60回兵庫大賞典(園田)

5月2日(木)に園田競馬場にて、第60回兵庫大賞典(4歳以上・1400メートル・16時15分発走予定)が行われます。23年までの1870メートルから距離が短縮されることで、出走馬の顔ぶれも23年までの傾向とは違う形になりました。それでも賞金額は23年と同じ。短距離適性がある馬たちにとっては大きな目標になった重賞は、先行争いが大きな見どころとなります。前日の雨の影響がどのくらい残るかも含めて検討したい一戦です。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(すべて1870メートル)。単勝1番人気は4勝、2着1回。3着内馬15頭のうち12頭は3番人気以内。23年は1→8→4番人気の順だったが、基本的には堅くおさまる傾向となっている。8歳以上の馬が3着以内に1から2頭入線。前走が1着だった馬が1頭だけ連対しているのが面白い。

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   出走馬短評
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サラコナン 3歳時に1400メートルの兵庫ユースカップを勝ち、兵庫ダービーは単勝1番人気で4着。その後は7勝を挙げたが、長期休養明けの前走が大敗だった点は気にかかる。

ナムラタタ JRAのダート長距離で1勝し、兵庫移籍後は15戦とも5着以内と堅実。今回は距離短縮が課題となるが、園田の1400メートルでは4戦4勝の実績がある。

オーバーディリバー JRAのダート1600メートルで3勝し、兵庫初戦を勝って、続く兵庫ウインターカップで3着。今回は休み明けでも地力的に侮れない。

ドンカポノ JRAのダートで3勝し、兵庫移籍後は2着と1着。ここでも先行策が取れるようなら再度の首位争いが可能だろう。

テーオーターナー JRAでは未勝利だったが、園田と姫路では12戦して連対率100%。名古屋と笠松の重賞では善戦止まりに終わったが、地元馬同士なら見直せる。

ケンジーフェイス JRA未勝利から兵庫に移って9連勝して、A級でも大崩れが少ない成績。今回は相手が強くなるが、連下の候補として一考できる存在だ。

ハナブサ 通算18勝の実績とスピードは上位だが、重賞は金沢スプリントカップを制したものの、兵庫の重賞では4着まで。ただ、今回は吉村智洋騎手に替わる点は不気味に映る。

タイガーインディ JRAのダートで4勝し、今年は兵庫ウインターカップを制して黒船賞JpnIIIで3着。その近況なら今回も大きく崩れることはないだろう。

エイシンギアアップ JRAのダート1400メートルで4勝し、オープンクラスでも善戦。地力的には上位といえるが、長期休養明けで迎えた兵庫初戦の前走が馬体減だった点は気にかかる。

ディアタイザン 4年前の兵庫ダービー馬だが、最近は大崩れが少なくてもひと押しに欠ける成績。善戦傾向は評価できるが、今回はどこまで粘れるかというところだろう。

サンロアノーク JRA未勝利から大井で6勝して、兵庫移籍後は16戦して3着以内が13回と堅実。今回の相手関係でも好位差しが届く可能性が十分にある。

そのほか、サンセットベリーが出走する。

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 レースの狙い
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タイガーインディは前走の反動が心配だが、地力上位とみるのが妥当で引き続き注目。サンロアノークは堅実に差を詰めてくるタイプで、吉原寛人騎手の手綱も不気味といえる。オーバーディリバーは休み明けでも地力的に無視できない存在。前走快勝のドンカポノも押さえておきたい存在だ。この距離での実績があるナムラタタにも要マーク。ハナブサは重賞での成績がいまひとつでも、吉村智洋騎手という点を含めて押さる必要があるだろう。


兵庫大賞典重賞14歳以上登録馬 の出走表はこちら

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