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第66回栄城賞（佐賀）

5月26日（日）に佐賀競馬場にて、第66回栄城賞（3歳・2000メートル・18時05分発走予定）が行われます。今年も日本ダービーGIと同じ日に実施される佐賀3歳の頂上決戦には12頭が出走。ダートグレードでも善戦したウルトラノホシが最大の注目となります。相手探しの一戦と考えてよさそうな感がありますが、その候補は多くて狙い目を絞るのは難しそう。その意味では波乱含みといえるかもしれません。

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　　 過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気は2勝、3着3回。3着内馬15頭のうち11頭が4番人気以内となっている。3着内馬はすべて通算9戦以上だった点は、通算8戦のウルトラノホシにとっては気になるデータだ。牝馬で3着以内に入った6頭はすべて、ル・プランタン賞にも出走。飛燕賞で3着以内だった馬が3着以内に1頭以上入っている。3着内馬はすべて、4走前が3着以内だったという興味深いデータもある。

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　　 出走馬短評
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トレベルオール　北海道で未勝利から佐賀に移って以降は8戦4勝で、飛燕賞2着、佐賀皐月賞3着。今回も仕掛けひとつで首位争いが可能だろう。

トゥールリー　重賞3勝を含む通算8勝の実績は上位で、最近3戦は成績ひと息でも敗因は明確。距離延長は微妙でも、先行押し切りには警戒が必要だ。

ウルトラノホシ　ネクストスター佐賀とカペラ賞を勝ち、ダートグレードでは4着1回、6着2回と善戦。佐賀皐月賞に続く佐賀二冠制覇が期待できる。

ケンタッキーグレイ　北海道の一般戦で1勝し、佐賀では10戦して3着以内が6回。差し脚を長く使える点は魅力だが、展開の助けが必要なタイプだ。

フークファンタジー　2歳時にJRA認定戦を含む2勝を挙げ、今年は佐賀若駒賞で2着。今回は休み明け2戦目となるが、一変までは微妙かもしれない。

デッドフレイ　ここまで7戦とも4着以内と大崩れがない成績で、佐賀皐月賞も人気薄ながら見せ場十分の2着。その内容なら再度の善戦以上が可能だろう。

キトーウィン　ここまで17戦3勝と成績的に劣勢だが、堅実に差を詰めてくる傾向。佐賀皐月賞は6着だが、折り合い次第で一発の可能性は秘めている。

アマルフィー　通算12戦4勝で、敗れた8回はすべて勝ち馬から1秒0以上の差。過去の勝利はすべて出走頭数が9頭以下だった点も気にかかる。

カシノルーカス　佐賀皐月賞は7着だったが、相手なりに動ける傾向。しかし今回の条件では展開的に少々厳しそうだ。

そのほか、シーブレ、ケンタッキーダンス、フェノーウルフが出走する。

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　レースの狙い
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ウルトラノホシは佐賀皐月賞が余裕ある勝利で、前走後の上積みも含めて佐賀二冠達成が濃厚。まくり脚があるトレベルオールを相手筆頭に指名する。トゥールリーは最近3戦がいまひとつでも、今回の条件なら先行粘り込みに要警戒。相手なりに動けるデッドフレイも押さえたい。善戦傾向があるキトーウィンを3連勝式の候補として挙げておく。

栄城賞（サトノダイヤモンド賞）３歳オープン の出走表はこちら

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