重賞レース直前情報
■2024年06月13日
第30回トリトン争覇(名古屋)

6月13日(木)に名古屋競馬場にて、第30回トリトン争覇(3歳以上・1700メートル・18時45分発走予定)が行われます。この“30回”は冬に実施されていたマイル争覇の回数を引き継いだもので、実質的には第3回。出走馬には最近の成績が良好という多く、上位拮抗の組み合わせと考えてよさそう。ただし、昨年は12番人気馬、一昨年は9番人気馬が3着に入ったという点は頭に入れておくほうがいいでしょう。

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   過去の傾向
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過去2年の結果と、それ以前のこの時期に実施されたA1または準重賞の1600メートル戦を対象に結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。前走で2着以内だった馬が1頭だけ連対している。4歳または5歳馬が1から2頭連対。最近2年は1→4→9番人気、2→6→12番人気となっている。最近2年はゼッケンふた桁の馬が1頭だけ連対している。

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   出走馬短評
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メルト 6走前に梅見月杯を制したが、その後が4戦連続で大敗。しかし前走のオグリキャップ記念は中団から差して5着と一変。ただ、今回は距離延長が課題になる。

ナムラマホーホ 名古屋移籍後は41戦21勝と好成績で、5着以内が38回と安定。最近はひと押し不足の感があるが、休み明け3戦目と新人騎手起用での一発には警戒が必要だ。

マムティキング 南関東で8勝を挙げたが、昨秋以降は大敗多数で名古屋での2戦も苦戦。実績的に侮れない感はあるが、移籍3戦目で前進する可能性は考えられる。

レッドブロンクス JRAのダートで2勝を挙げ、金沢では善戦止まりだったが、今年は名古屋で2勝をマーク。今回も好位差しの形が取れれば善戦以上が可能だろう。

セイエクシード 最近は善戦止まりが続いているが、相手なりに動けるタイプで見限りにくい存在。前が崩れる展開になれば台頭する余地が出てきそうだ。

インペリシャブル 2歳時と3歳時に南関東の重賞を勝ち、22年は姫路と名古屋で重賞を勝利。名古屋移籍後は3戦して、1700メートルで2戦2勝という成績は魅力的だ。

ロードランヴェルセ JRAでは芝で4戦未勝利だったが、地方移籍後は大崩れが少ない成績。ただ、重賞での成績はいまひとつという点は割り引かざるを得ない。

メイショウシルト JRA未勝利から名古屋で4勝して川崎で3勝を加え、名古屋に戻ってオープンで好走。2走前はこの距離で6着だったが、相手なりに動けるタイプだけに侮れない。

トランスナショナル JRAで4勝を挙げ、金沢所属時の23年9月に笠松のオータムカップを差し切り勝ち。安定感に欠ける感はあるが、仕掛け次第で首位争いが可能だろう。

ブリーザフレスカ JRAでは芝で5戦とも大敗したが、名古屋移籍後は19戦して3着以内が17回と安定感が抜群。1700メートルでは圧勝で重賞を2勝した実績も持っている。

そのほか、マイネルラック、ヒロシゲウェーブが出走する。

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 レースの狙い
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ブリーザフレスカは昨年の覇者で、同じ1700メートルの秋桜賞で2着に大差をつけた距離適性が魅力。相手は混戦だが、先行してしぶといインペリシャブルを筆頭に推す。トランスナショナルは展開次第でも差しに回るようならチャンスあり。善戦傾向があるメイショウシルトにも警戒したい。ナムラマホーホは休み明け3戦目の上積みが見込めそうで、新人騎手の手綱でも要注意。


トリトン争覇(SP2)オープン の出走表はこちら

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