6月6日(木)に園田競馬場にて、第62回六甲盃(4歳以上・1870メートル・16時20分発走予定)が行われます。23年までは2400メートルでしたが、1870メートルだった兵庫大賞典が1400メートルに短縮されたことに伴って、この重賞が中距離に変更されることに。その舞台には大井、船橋、高知から各1頭が遠征してきました。対する地元所属馬は、中距離戦線でのトップクラスの多くが出走。予想を絞るのが難しい一戦といえます。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(すべて2400メートル)。単勝1番人気は1勝、2着3回、3着1回。3着内馬15頭のうち14頭が単勝5番人気だった(例外は22年の2着馬=6番人気)。最近4年は他地区からの遠征馬が1頭だけ連対。前走が重賞またはA級戦で1着だった馬が1頭だけ連対している。3走前が兵庫の重賞だった馬が1頭だけ連対しているデータもある。
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出走馬短評
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ナムラタタ JRAのダート2100メートルで1勝し、兵庫移籍後は16戦とも5着以内と堅実。23年は重賞で4着または5着だったが、今年は新春賞2着、兵庫大賞典3着と前進している。
ドンカポノ JRAのダートで3勝し、兵庫移籍後は3戦とも連対で、前走は兵庫大賞典で2着。今回も相手なりに動ける可能性が十分にある。
セイカメテオポリス 大井からの遠征馬。23年は重賞を3勝し、今年も重賞で大崩れのない成績。今回は22年4月以来となる2000メートル未満だが、タイプ的に対応可能だろう。
メイショウハクサン JRAのダート中距離で3勝し、兵庫では4戦2勝で前走は強敵を撃破。最近2戦のまくり脚を再現できれば、ここでも首位争いが狙えそうだ。
ガルボマンボ 高知からの遠征馬。今年の成績はいまひとつだが、1900メートルの二十四万石賞では僅差2着と好成績。今回は中10日での遠征だが、この距離なら侮れない感がある。
ツムタイザン ここまで23戦して、兵庫ジュニアグランプリJpnIIの6着を除くとすべて4着以内と好成績。今回の相手は強力だが、連下の穴として一考できる。
スマイルミーシャ 兵庫女王盃JpnIIIでは6着だったが、続く前走は2着でダートグレード以外での連対率100%をキープ。今回の相手でも先行粘り込みを狙いたいところだ。
ジンギ 重賞11勝の実績は魅力だが、1年以上の休み明けで臨んだ前走は差のある敗戦。今回の組み合わせ的にも一変するとは考えにくい。
ラッキードリーム JBC2歳優駿JpnIIIを勝ち、北海道で3歳三冠を制し、兵庫移籍後に重賞6勝と実績十分。前走は差し脚が届かなかったが、園田で3着内率100%の実績は無視できない。
ユアヒストリー 船橋からの遠征馬。JRAのダート中距離で4勝し、船橋移籍後はすべて5着以内で、現在は6戦連続3着以内。今回も相手なりに動ける可能性は十分にある。
そのほか、リバプールタウン、サンライズホープが出走する。
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レースの狙い
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かなりの混戦だが、先行してしぶといスマイルミーシャに期待。ラッキードリームも力量的に互角以上で、スタート五分なら首位争いが期待できる。セイカメテオポリスは小回りコースでどうかだが、立ち回りひとつでチャンスあり。連勝中のメイショウハクサンにも警戒が必要だ。ユアヒストリーも堅実に差を詰めてくるタイプで連下の候補として一考可能。ツムタイザンはひと息入ったが、大崩れがない成績を評価してマークしておく。
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