重賞レース直前情報
■2024年06月02日
第67回百万石賞(金沢)

6月2日(日)に金沢競馬場にて、第67回百万石賞(3歳以上・2100メートル・18時15分発走予定)が行われます。3年連続で勝利しているハクサンアマゾネスが4連覇を成し遂げるのか、という点が最大の注目。しかし挑戦者という立場になるそのほかの10頭は混戦必至の顔ぶれで、軸不動と考えても絞るのが難しい感があります。長距離戦という点を含めて、適性が高い馬を選んで臨みたい一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気の3勝はすべてハクサンアマゾネスによるもの。2から3番人気が1頭だけ連対している。また、5番人気以下が3着以内に1頭だけ入っている点も特徴的だ。3着内馬はすべて、前走が重賞か、A1級一組で1着。3走前までに1700から1900メートルのA1級一組で勝利を挙げていた馬が1頭だけ連対しているのが面白い。

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   出走馬短評
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ダイヤモンドライン 昨年は石川ダービーで2着に入り、サラブレッド大賞典を勝利。古馬相手の重賞ではひと押し不足の感があるが、立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。

カイジンウェーヴ 大井では32戦して未勝利だったが、一昨年の秋に金沢に移って以降は9勝をマーク。今回は初の重賞となるが、穴で一考できる余地はある。

テトラルキア JRAのダート2100から2400メートルで計3勝し、障害でも1勝。昨秋の金沢移籍後は8戦とも2着以内で、中日杯でも2着と好結果を残している。

サジェス JRA未勝利から金沢で4勝し、JRAに戻って芝中距離で2勝。前走の利家盃は大敗したが、再転入3走目で流れに乗れれば善戦以上が可能だろう。

エイシンアンヴァル JRAと兵庫でデビューから15戦連続で3着以内に入るなど好走を続け、金沢に移ってからの3戦も上々の成績。その傾向なら今回も善戦以上が期待できる。

アイアムレジェンド JRA未勝利から北海道で3勝し、JRAに戻って2勝を追加。川崎所属の21、22年に金沢のイヌワシ賞を制したが、昨年以降は大敗多数の成績となっている。

フォルベルール 川崎デビューで初勝利は4歳春と遅れたが、それ以降は2100メートルの準重賞も勝利。金沢での成績も良好で、今回の距離なら善戦以上が狙えそうだ。

ハクサンアマゾネス 昨年9月の秋桜賞で大敗したが、それ以降は調子が戻って6連勝中。地元馬限定の重賞なら、今回も負ける要素は見つけにくい。

そのほか、ヴェレノ、ナムラアラシ、ブラーヴが出走する。

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 レースの狙い
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ハクサンアマゾネスは圧倒的な人気を集めるだろうが、逆らわずに相手探しに徹するのが妥当。移籍後の成績が良好なエイシンアンヴァル、フォルベルールがその筆頭格として有力だ。ダイヤモンドラインは笠松の渡邊竜也騎手を起用した点が不気味。好走続くテトラルキアも押さえておきたい存在だ。サジェスは前走が大敗でも、移籍3戦目での巻き返しに要注意。


百万石賞(オナーコード賞)3歳上オープン の出走表はこちら

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