null

第7回日本海スプリント（金沢）

6月15日（土）に金沢競馬場にて、第7回日本海スプリント（3歳以上・1400メートル・17時15分発走予定）が行われます。昨年までは900メートルでしたが、今年は距離が延長され、さらに金沢限定戦へと変更されました。このあと9月7日には同じ距離の金沢スプリントカップがありますが、そちらは地方全国交流。各陣営とも、地元馬同士のここでタイトル獲得を狙いたいところでしょう。

------------------------------
　　 過去の傾向
------------------------------
同時期に1400から1500メートルのA1級一組戦または準重賞があった過去3年を対象に結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回。3着内馬はすべて4番人気以内となっている。対象レースの勝ち馬はすべて、4走前までに金沢の重賞で4着以下があった。連対馬のうち1頭は4歳という点も共通している。

------------------------------
　　 出走馬短評
------------------------------
イルティモーネ　兵庫所属時の19年に兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIで2着に入り、金沢では3戦とも連対と11歳でも地力は維持。ここに入っても無視しにくい存在といえる。

ベニスビーチ　重賞を4勝するなど活躍してきたが、昨秋以降は勝ち馬から差のある結果続き。それでも相手なりに動ける傾向には今回も注意が必要だ。

オヌシナニモノ　昨年は転入初戦から5連勝で日本海スプリント（900メートル）を制し、その後も大崩れが少ない成績。今回は負担重量が増えるが、それでも無視できない存在だ。

マリンデュンデュン　3歳春までに4勝を挙げ、その後は調子を落としたが、昨秋から7連勝と復活。今回は初の古馬重賞となるが、今の勢いなら善戦以上が狙えそうだ。

ラスティネイル　JRA未勝利から浦和に移り、4歳夏の初勝利から3勝をマーク。金沢では3戦とも逃げ切ったが、今回は相手強化と同型の存在が課題となる。

ガクチカキッズ　佐賀と高知と南関東で計10勝を挙げ、金沢では4戦とも馬券絡み。スタート難でも今回の顔ぶれなら差し脚が届く可能性がありそうだ。

フェイマスダンディ　JRAのダートで2勝して、金沢では7勝。3走前の金沢スプリングカップは2着でも5頭立てで、ここに入ると展開面を含めて厳しいかもしれない。

エイシンアンヴァル　JRAから兵庫を経て、今年3月から金沢所属。前走の百万石賞は差のある敗戦を喫したが、今回の距離なら善戦以上が見込めそうだ。

ソーラーフレア　JRAの芝で3勝を挙げ、金沢転入後は冬季の笠松移籍を含め19戦して3着以内が15回と堅実。好位差しができる点も強みで、負担重量増でも注目できる。

そのほか、コパノフランシス、サエチが出走する。

------------------------------
　レースの狙い
------------------------------
近走成績が良好という馬が多いが、オヌシナニモノのスピードが一枚上と考えるのが妥当。相手筆頭には差し脚を長く使えるガクチカキッズ、イルティモーネのベテラン2頭を指名する。マリンデュンデュンは時計的に微妙でも、好位で流れに乗れれば善戦以上が狙えそう。ソーラーフレアは大崩れが少ないタイプで、ここでも連下の候補として一考できる。

日本海スプリント３歳上オープン の出走表はこちら

齊藤修の予想にのる

※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。