7月30日(火)に盛岡競馬場にて、第25回オパールカップ(3歳・ダート1600メートル・17時30分発走予定)が行われます。雨の影響で芝コースのコンディションが整わないということで、7月24日に芝1700メートルからダート1600メートルへの変更が発表。今回は大井と船橋が各1頭、岩手9頭というメンバー構成になりました。地元勢に重賞実績がある馬が少ないことからも、遠征馬が優位と考えていいかもしれません。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(20年はダート1600メートルで、そのほかは芝1700メートル)。1番人気は4勝しているが、2番人気は2着2回、3番人気は2着1回。また、4番人気は3着以内がない。その反面、6から8番人気は2着または3着に1頭だけ入っている。他地区からの遠征馬が1頭以上馬券絡み。昨年は川崎→船橋→北海道の順だった。3走前が2着だった馬が1頭だけ連対しているというデータもある。
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出走馬短評
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ラブショック JRAでは6戦とも大敗したが、岩手移籍後は6戦3勝で3着内率100%。タイプ的に距離延長は問題なさそうで、今回の相手でも善戦以上が期待できる。
ルーラーオブダート 大井からの遠征馬。勝ち星は2歳7月に北海道の一般戦で挙げた1つだけだが、盛岡芝のジュニアグランプリで2着。その成績なら地力上位とみていいだろう。
ルボートン JRAでは新馬戦で3着に入ったが、その後の3戦が大敗。岩手では移籍初戦を勝ち、最近2戦は連続2着と、相手なりに動ける傾向を見せている。
ベルベストランナー JRAでは14戦して3着3回で、先行できればしぶといタイプ。今回は岩手初戦で距離がカギだが、逃げ残る可能性はありそうだ。
ティーエスフェアリ 前走は芝のJRA条件交流戦で大敗したが、それ以前はダートで4戦連続3着以内と好成績。ダート変更は歓迎と考えてよさそうで、先行粘り込みには要警戒だ。
ストロングブラック 2歳時に北海道と浦和で勝利を挙げ、岩手移籍後は5戦して3着が3回。最近2戦は重賞で大敗。時計面を含めて、ここでも少々厳しいかもしれない。
マイベネラブル 船橋からの遠征馬。北海道のJRA認定戦を勝ち、船橋では3戦3勝。距離延長でも今の勢いなら先行押し切りが狙えそうだ。
パラダイスリズム JRAでは芝で5戦とも大敗したが、岩手では2戦目のダート短距離を制して、前走は芝2400メートルで逃げ切り勝ち。この条件でも先手を取れれば侮れない。
コンバットスプーン 2歳時に盛岡ダートと水沢で各1勝を挙げ、南関東を経て岩手復帰後は5戦して重賞で2着2回。前走は6着でも岩手最先着で、今回の距離はプラスだろう。
プリズムスペクトル 2歳時は3戦して未勝利だったが、長期休養明け後は6戦2勝と上々の成績。ただ、ここに入ると時計的に厳しいかもしれない。
そのほか、ポッピンベリーが出走する。
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レースの狙い
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地元馬が実績的にいまひとつなら、船橋で3連勝中のマイベネラブルが中心。大井のルーラーオブダートも今回の組み合わせなら善戦以上が可能だろう。コンバットスプーンは前走の馬体減が気になるが、マイル戦で先手を取れれば残り目がありそう。相手なりに動けそうなラブショック、ルボートン、移籍初戦でも先行力があるベルベストランナーにも警戒しておく。
オパールカップ(M2)(エポカドーロ賞)3歳 の出走表はこちら
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