重賞レース直前情報
■2024年07月28日
第26回吉野ヶ里記念(佐賀)

7月28日(日)に佐賀競馬場にて、第26回吉野ヶ里記念(3歳以上・1400メートル・19時15分発走予定)が行われます。1カ月後に行われるサマーチャンピオンJpnIIIのトライアル戦で、最近の成績が良好という馬がそろって混戦ムード。逃げ先行タイプが多く、枠順を考慮して展開を予想する必要がありそう。競り合いが発生して速い流れになる可能性もありそうで、手広く構えるほうがいいかもしれません。

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   過去の傾向
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大雨で中止になった19年を除く、過去5回の結果をみていく。単勝1番人気は3勝、3着1回。20年を除いて、6から7番人気が2着か3着に1頭だけ入っている。勝ち馬はすべて、通算の勝利数が2ケタ。2走前までに重賞で3着以内だった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。連対馬10頭のうち7頭が5歳以下。ただ、3着馬はすべて6歳以上となっている。

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   出走馬短評
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ダイモーン 昨年11月以降は未勝利だが、善戦傾向は見せている状況。このレースでは昨年の5着以上を狙いたいところだが、今年の相手は昨年より強力という感がある。

マイネルデステリョ JRAでは2歳秋に芝2000メートルで挙げた1勝だけだが、佐賀移籍後は7戦とも5着以内。前走は初めての1400メートルでも快勝した点は大きい。

アビエルト JRA時に盛岡の条件交流戦を含めて芝で3勝し、佐賀では移籍初戦の佐賀がばいスプリントで2着に入り、続く前走を逃げ切り。今回も折り合い次第でチャンスがある。

テイエムフェロー JRAのダート短距離で2勝して、佐賀移籍後は7戦5勝で3着内率100%。重賞連勝中の勢いを含めて注目できる存在だ。

フェブキラナ JRA時に地方条件交流戦を含めて2勝を挙げ、佐賀移籍後は10勝をマーク。重賞では2戦して3着と4着という成績だが、最近の好成績には注目できる。

モーモーレッド 2歳時に2勝を挙げ、昨秋以降に7勝をマーク。ただ、逃げの手を打ちたいタイプだけに、今回は展開的に微妙かもしれない。

シゲルタイタン JRAのダートで4勝した実績は上位だが、佐賀では8戦1勝。しかし昨秋の佐賀オータムスプリントでは2着と、ムラ駆けでも侮れない感がある。

テイエムファルコン JRA時に地方条件交流戦を含む2勝を挙げ、佐賀では初戦が2着で2戦目を快勝。今回は一気に相手が上がるが、展開的に恵まれる可能性はある。

テイエムフォンテ JRA時に地方条件交流戦を含めて2勝したが、大敗も多数という成績。佐賀ではB級で2戦2勝となっているが、今回の相手は強力だ。

そのほか、キングキャヴィアが出走する。

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 レースの狙い
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逃げ先行タイプが多いが、そのうち3頭が平山宏秀厩舎で馬主が同じ。競り合いでハイペースになる可能性は低いとみて、重賞連勝中のテイエムフェローを中心に推す。マイネルデステリョは相手強化でも差し脚が届く可能性がありそう。前走で好位差しのかたちを取ったフェブキラナを3番手に据える。アビエルトは今回も好位を取れれば残り目がありそう。ダイモーンは前崩れの流れになれば台頭できる余地が出てきそうだ。好位差しのかたちが取れそうなテイエムフォンテにも少々警戒。


吉野ヶ里記念オープン の出走表はこちら

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