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第37回やまびこ賞（盛岡）

7月14日（日）に盛岡競馬場にて、第37回やまびこ賞（3歳・1800メートル・18時15分発走予定）が行われます。過去2年は8月に実施されていましたが、今年はマーキュリーカップJpnIIIの前日。9月3日に3歳のダートグレードとして実施される不来方賞JpnIIへとつながる一戦という位置づけになりました。しかし距離延長や盛岡ダート未経験馬、移籍初戦馬などもおり、混戦必至の顔ぶれとなっています。

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　　 過去の傾向
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7から8月に実施された過去4年の結果をみていく。1番人気は2勝、3着1回。昨年は7→6→1番人気、22年は6→3→2番人気の順だった。勝ち馬はすべて、前走が重賞。4走前までに1着があった馬が1頭だけ連対している。過去3年の連対馬は牡馬（セン馬）と牝馬の組み合わせとなっている。

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　　 出走馬短評
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セイバイラック　東北優駿で最低人気ながら3着に入り、続くサファイア賞は1番人気に支持されたが4着まで。ひと押し不足でも相手なりに動けるタイプといえる。

サンエイキャノン　2歳時に盛岡のダート1200メートルで2勝して、今年は水沢の1600メートルで勝利。しかし、同じ舞台のダイヤモンドカップで大敗した点からは強調しにくい。

バウンスライト　JRAで3連敗したが、岩手では移籍初戦と2戦目を勝ち、重賞でも3着2回で東北優駿は4着。堅実に差を詰めてくる脚には今回も注目だ。

ラティサワー　北海道の2歳一般戦を5馬身差で逃げ切って、岩手移籍後も2着に6馬身差をつけて3連勝。距離延長でも今の勢いなら首位争いが狙えそうだ。

シンプロレタリアト　JRAでは芝中距離に出走し、その後は門別1200メートルで勝利を挙げて、岩手初戦の前走は芝2400メートルで2着。ただ、今回はダートが課題になるかもしれない。

サクラトップキッド　昨秋に盛岡のダートで2勝を挙げ、その後は7戦とも重賞に出走して2着2回、3着1回。フジユージーンが不在の今回はチャンス十分といえるだろう。

カレンアイバーソン　JRA時代に3戦して金沢に移り、前走は石川優駿で差のある5着。移籍初戦でも地力は通用しそうだが、テンションが上がりやすい点は課題になる。

コモリリーガル　北海道でJRA認定戦を含む2勝を挙げ、園田と盛岡に遠征して2歳牝馬重賞を2勝。今回は岩手移籍初戦となるが、距離延長をこなせば善戦以上が可能だろう。

そのほか、ストロングブラック、マルーントリックが出走する。

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　レースの狙い
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ラティサワーは圧勝での4連勝中と勢い十分で、ここでも通用する可能性が高そう。善戦傾向があるサクラトップキッドを相手筆頭に指名する。コモリリーガルは移籍初戦と距離延長が課題だが、立ち回りひとつでチャンスあり。カレンアイバーソンも地力的に侮れない存在といえる。流れ込みが狙えそうなセイバイラック、シンプロレタリアトが連下の押さえ。

やまびこ賞（Ｍ２）３歳 の出走表はこちら

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