重賞レース直前情報
■2024年07月07日
第46回せきれい賞(盛岡)

7月7日(日)に盛岡競馬場にて、第46回せきれい賞(3歳以上・芝2400メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年は大井からの3頭、船橋と金沢からの各1頭を含む14頭立て。ヴィゴーレが23年に続く勝利を狙ってきましたが、それ以上に注目が集まるのはマンダリンヒーローでしょう。さらに22年の優勝馬で、盛岡の芝で3戦3勝のアトミックフォースも参戦。地元所属馬がどれだけ対抗できるかが焦点のひとつとなりそうです。

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  過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回。19年は10→2→9番人気の順だったが、それ以降の4年は5から9番人気馬が3着以内に1頭だけ入っている。3着内馬15頭のうち9頭が他地区からの遠征馬だが、兵庫→川崎→兵庫だった20年を除くと岩手所属馬が1頭だけ連対。連対馬10頭のうち8頭は4走前が出走時とは違う地区の所属だった(JRA含む)。最近4年は2走前までにダート2000メートル以上に出走歴がある馬が1頭以上連対している。なお、高橋悠里騎手が3年連続で2着に入っている。

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  出走馬短評
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ヴィゴーレ 大井からの遠征馬。JRAの芝で2勝、ダートで1勝し、大井に移って23年のこのレースを含む3勝を追加。最近は詰めひと息の成績だが、この条件なら無視できない。

マンダリンヒーロー 大井からの遠征馬。2歳時に4戦4勝で重賞を勝ち、昨春はアメリカのサンタアニタダービーGIで2着。3歳以降は善戦止まりでも、地力的に侮れない感がある。

シェルビーズアイ JRAの芝中長距離で3勝したが、準オープンでは大敗続き。今回は岩手移籍初戦だが、適性の高さを上手くいかせば善戦以上が考えられる。

ゴールドギア 23年の2着馬で、今年はあすなろ賞で2着、一條記念みちのく大賞典で3着とダートでも好走。JRAで芝中長距離を中心に5勝した実績を含めて今年も首位争いが期待できる。

マウントゴールド 金沢からの遠征馬。JRAの芝で5勝を挙げ、22年の10月に岩手初戦のいしがきマイラーズで2着。ただ、最近の成績では強調しにくい感がある。

アトミックフォース JRAの芝2000メートルで4勝し、重賞で2着1回。22年は盛岡の芝で2勝して、23年も岩手県知事杯OROカップを制した芝適性はあるが、今年は成績的に微妙かもしれない。

スズカゴウケツ JRAのダートで3勝し、岩手でもダートで4勝。盛岡の芝では2回して7着と8着という結果では、今回も厳しい戦いになるだろう。

ブローヴェイス JRA未勝利から岩手に移り、初戦の芝2400メートルのサファイア賞を勝利。しかし23年は盛岡芝で7着と8着という成績では、善戦続きの近況でも苦戦しそうだ。

ライアン 2歳時に南関東で重賞を含む4勝を挙げたが、3歳以降は未勝利。それでも羽田盃でクビ差2着、2走前は赤松杯で2着の実績なら、芝で一変する可能性は秘めている。

プリンスリターン 大井からの遠征馬。JRA時にオープン特別を4勝するなど活躍し、1年3カ月ぶりの前走は初ダートで大敗。しかし芝が舞台なら一変があっても驚けない。

そのほか、ジェットモーション、ソロフレーズ、サンデージャック、レベランスが出走する。

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 レースの狙い
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前走で連対した馬がなしという混戦。一応の中心には、連覇を狙うヴィゴーレを指名。マンダリンヒーローは試金石の感はあるが、地力を発揮できれば勝機十分。アトミックフォースは休み明け2戦目の上積みと、盛岡の芝で3戦3勝の実績を評価して単穴に挙げる。条件的に合いそうなライアンにも要注意。プリンスリターンは脚元の状態が気になるが、実績的に無視できない存在だ。23年2着のゴールドギアにも要マーク。


せきれい賞(M2)(ホークビル賞)オープンの出走表はこちら

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