重賞レース直前情報
■2024年07月14日
第55回旭川記念(帯広)

7月14日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第55回旭川記念(3歳以上・20時00分発走予定)が行われます。ばんえいの重賞でも格式が高い四市記念重賞の第1弾は、7月開催になって今年で4回目。ブービー人気の5歳馬クリスタルコルドが勝ち波乱となった6月の北斗賞の上位再戦ですが、馬場状態は変わり持久力勝負になりそう。となると経験に勝るベテラン勢の巻き返しが考えられそうです。なおアオノブラックの出走取消により8頭立てとなっています。

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   過去の傾向
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過去4年の旭川記念と、19年は7月実施だった北斗賞から傾向をみていく。6月の北斗賞(19年は旭川記念)の1着馬は2勝、2着1回だが、5歳馬の馬券絡みは3着2回までとなっている。前走が特別戦で2着だった馬が3着以内に1から2頭入っているデータもある。単勝1番人気は2勝、2着2回。唯一馬券に絡めなかった19年も3→2→4番人気で決着。なお5番人気以下の馬券絡みは22、23年の3着馬(それぞれ5、9番人気)のみで、ともに同年6月の北斗賞に不出走だった。

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   出走馬短評
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ゴールドハンター 6歳だった昨季、ばんえいグランプリ2着、北見記念3着と頭角を現した。近2走は障害にムラが出ており、例え流れが落ち着いても負担重量増は厳しい。

クリスタルコルド 北斗賞では古馬オープン重賞初挑戦ながら8番人気で差し切り勝ち。780キロでは3月に完勝しており、790キロも2度目で慣れが見込める。

コウテイ 1月の帯広記念で3着に逃げ粘ったが、その後の重賞3戦を含めオープン馬同士ではひと押し足りないレース続き。ただ今回は時計勝負にならなそうなのは歓迎といえる。

インビクタ 連覇を狙ったばんえい十勝オッズパーク杯が3着で、北斗賞は残り10メートルまで先頭で2着惜敗。4戦連続3着以内と好調だが、4歳以降、7・8月は1勝のみと季節的にひと息の感もある。

コマサンエース 昨季の重賞では旭川記念を含め3着3回など善戦多数だが、今年の北斗賞は8着。好走には他馬が障害で苦戦する条件がつく。

オーシャンウイナー 差し脚質で、北斗賞での4着は展開と馬場に恵まれた感も。ここで同じ競馬ができるとは考えにくい。

そのほか、センリョウボス、コマサンブラックが出走する。

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 レースの狙い
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インビクタは6月の北斗賞2着馬で好調な近況。現役二強とも不在のメンバーなら実績上位は明らかで負けられないところ。コウテイとコマサンエースは障害力があり前残りが狙える。北斗賞馬クリスタルコルドは末脚が生きる展開なら浮上。善戦マンのオーシャンウイナーも押さえたい。


旭川記念(BG2)3歳以上オープン別定 の出走表はこちら

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