重賞レース直前情報
■2024年07月09日
第56回岩鷲賞(盛岡)

7月9日(火)に盛岡競馬場にて、第56回岩鷲賞(3歳以上・ダート1200メートル・18時30分発走予定)が行われます。同じ距離で実施されるクラスターカップJpnIIIにつながる重賞ですが、23年は8番人気馬が勝ち、5番人気馬が2着で、断然人気のキラットダイヤは3着。今年は短距離戦線に方針を変えてきたゴールデンヒーラーが注目を集めることになりそうです。ただ、日曜日の大雨の影響には注意が必要かもしれません。

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   過去の傾向
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過去2年の同レースと、それ以前の栗駒賞(20年と19年は水沢1400メートル)を対象に結果をみていく。単勝1番人気は4勝、3着1回。3着以内に2から6番人気馬が1頭、7番人気以下の馬が1頭という組み合わせが続いている。2走前までに重賞に出走していた馬が1から2頭連対。通算6勝以下の馬が3着以内に1頭だけ入っているというデータもある。

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   出走馬短評
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ゲンパチプライド JRAのダートで2勝して、今春の岩手移籍後は3月の白嶺賞と4月の栗駒賞で2着に入り、その後も好走。今回は距離短縮がカギだが、今の勢いは侮れない。

ルチルクォーツ 22年は10番人気で3着に入り、その後は条件クラスで大崩れが少ない成績が続いたが、最近2戦は連勝と上昇。この距離での実績を含めて注目できる。

キモンリッキー 23年はB1クラスで8勝と活躍し、冬のJRA所属を経て岩手に戻って好走続き。栗駒賞は4着でも3着とはハナ差で、盛岡で3着内率100%の実績も強みになる。

スターオブケリー 2歳時に北海道で2勝を挙げ、浦和所属時に盛岡のハヤテスプリントを勝利。しかし岩手初戦の前走が最下位では、ここでの一変は見込みにくい。

ゴールデンヒーラー ここまで重賞10勝の実績は断然で、2歳時以来の1200メートル以下に臨んだ前走が好位差しで余裕ある勝利。定量戦の条件も有利で、連勝継続が期待できる。

ユニコーン 3歳6月に北海道でデビューして1勝し、高知に移って5勝を挙げ、佐賀で2勝という成績。今回は岩手初戦で重賞では、少々厳しいと考えるのが妥当だろう。

サンエイウイング 3歳夏までに大井で3勝したがその後は低迷し、昨春の岩手初戦で久々の勝利。今年はオープン特別で勝利したが、重賞のメンバーに入ると厳しいかもしれない。

シガーヲスウオトコ 大井の1200メートルで12勝を挙げた実績は魅力だが、今春の岩手移籍後が苦戦続き。それでもコース2度目で前進する可能性は秘めていそうだ。

そのほか、アメージングラン、グリニッジシチー、カタナが出走する。

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 レースの狙い
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ゴールデンヒーラーの実力が断然で、前走快勝の内容からも4連勝が濃厚。相手筆頭には好位差しが安定しているキモンリッキーで順当だろう。ゲンパチプライドは移籍後の成績が良好で、距離短縮でも上位争いに加わりそうで、この3頭の勝負になる可能性が高そうだ。あとは3連勝式の候補として、2度目の盛岡となるシガーヲスウオトコを挙げておく。


岩鷲賞(M2)オープン の出走表はこちら

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