重賞レース直前情報
■2024年08月04日
第26回岩手県知事杯OROカップ(盛岡)

8月4日(日)に盛岡競馬場にて、第26回岩手県知事杯OROカップ(3歳以上・ダート1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。例年は9月下旬に実施されていた重賞が8月初旬に移動して、さらに今年は芝コースのコンディションの関係でダートに変更。これまでとはレースの性格が違いますが、大井から3頭、船橋と浦和から各1頭が参戦してきました。同じくダート変更となった、せきれい賞の上位3頭がここでも注目の存在となるでしょう。

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   過去の傾向
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時期と条件は違うが、JBCの日に行われた22年を除く、過去5回を対象に結果をみていく(すべて盛岡芝1700メートル)。1番人気は3勝、3着1回。18年は1→3→2番人気の順だったが、それ以外の4回は6番人気以下の馬が1頭だけ連対している。前走が岩手の重賞(準重賞)だった馬が1頭だけ連対。連対馬10頭はすべて、4走前までに6から10着に入っていた。

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   出走馬短評
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グランコージー 今年初戦から重賞2勝を含む3連勝を挙げたが、最近2戦は距離と展開が合わずに成績ひと息。しかし今回は得意のマイル戦で、ダート変更も味方になる。

ジュランビル 大井からの遠征馬。南関東のレースでは3着以内がゼロだったが、遠征競馬では1勝、2着2回、3着1回と好成績。ただ、今回は休み明けという点がマイナスになる。

ライアン 浦和所属の2歳時に平和賞を含む4勝を挙げ、羽田盃で2着。その後は苦戦が続いていたが、前走のせきれい賞の勝利で復活した可能性がある。

アーバンキッド JRAの芝で3勝、障害で1勝し、21年のこのレースで2着。しかし最近の成績は劣勢で、年齢的な面でも強調しにくい。

マンダリンヒーロー 大井からの遠征馬。デビュー戦から4連勝したが、その後は2着7回と善戦止まり。前走は2着でも見どころ十分で、今回も首位争いが必至だろう。

ギャレット 盛岡の芝1600メートルで7戦とも3着以内という成績だけに、ダートに変更されたことは大きなマイナス。相手関係的にも少々厳しい感がある。

アトミックフォース 船橋からの遠征馬。JRAの芝で4勝し、盛岡の芝で3勝。ダートでは南関東で3勝しているが、いずれも2000メートル以上という点が気にかかる。

ゴールドギア JRAの芝中長距離で5勝を挙げ、岩手の芝で1勝。ダートでは今年の一條記念みちのく大賞典で3着に入っているが、この条件では厳しそうだ。

スズカゴウケツ JRAのダートで3勝し、その後は岩手で3勝、名古屋で1勝。相手なりに動けるタイプだが、今回の距離と相手関係では善戦以上までは見込みにくい。

ビジン 浦和からの遠征馬。JRAのダート中距離で3勝、芝長距離で1勝を挙げ、移籍初戦の前走は先行するも粘れず。ただ、実績的に侮れない感はある。

ヴィゴーレ 大井からの遠征馬。JRA時に芝で2勝、ダートで1勝し、昨年は盛岡のせきれい賞を勝ち、ダートで2勝。堅実に差を詰める脚には今回も警戒が必要だ。

そのほか、ジェットモーションが出走する。

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 レースの狙い
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せきれい賞の上位3頭が優勢とみるが、距離を考慮して中心には2着だったマンダリンヒーローを推す。ヴィゴーレは差し脚を長く使えるタイプで、盛岡のマイル戦は合いそうな舞台。グランコージーは前走が度外視可能で、距離適性を味方につけての巻き返しに期待する。ライアンは今回も好位付けのかたちが取れれば上位争いに加わりそう。差し脚があるゴールドギア、JRAでの実績があるビジンを3連勝式の候補として挙げておく。


岩手県知事杯OROカップ(M1)(グレナオープン の出走表はこちら

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