重賞レース直前情報
■2024年08月15日
第28回北海道スプリントカップJpnIII(門別)

8月15日(木)に門別競馬場で、第28回北海道スプリントカップJpnIII(3歳・1200メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはジョーローリット、エスカル、エートラックス、チカッパが出走。地方他地区からはティントレット(大井)が遠征し、地元北海道勢はトラジロウら8頭が迎え撃ちます。13頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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今年から施行時期が6月から8月となり、3歳以上から3歳限定戦になった。今までとは全く違うメンバー構成となるため、過去のデータは参考にしづらい。3歳短距離路線も整備されたとはいえ、本競走に至るまでのステップレースがまだまだ少ない。ひとまず距離1870メートルから1400メートルに短縮された兵庫チャンピオンシップJpnII組が最有力となりそうだ。前年のエーデルワイス賞JpnIIIもコース実績という意味では注目したいが、施行時期が離れすぎているため、どこまで参考になるかはわからない。その間、他に強い馬がデビューしていると考えるのが自然だろう。

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JRA所属馬短評
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ジョーローリットはダート1200メートル以下は3戦3勝。前走は2勝クラスの札幌1000メートルで古馬相手に鮮やかな逃げ切り勝ちだった。余力十分といった雰囲気だったが、まだ逃げ切り勝ちしかないのは弱点になりうる。今回はエスカルとの先行争いが鍵になるだろう。

エスカルは6走前の2歳1勝クラス(中山ダート1200メートル)でチカッパの2着という成績がある。この時は激しい先行争いの末、ハナを奪うことができなかったが、それでも好走できたのは収穫。砂を被らなければ控える競馬もできそうだ。ここ2走は快速を活かしてリボン賞→TUF杯と古馬を相手に特別戦を逃げ切り勝ち。勢いは十分だ。

エートラックスはダート1400メートルで4戦3勝、2着1回の成績。前走兵庫チャンピオンシップJpnIIは枠なりに出ていき自然とハナを奪い、直線では後続を突き放して3馬身差で快勝。力の違いを示す非常に強い内容だった。

チカッパはダート1400メートル以下は7戦3勝、2着4回と連対率100%。4走前の2歳1勝クラスではエスカルを2着に下して、鮮やかな差し切り勝ち。前走兵庫チャンピオンシップJpnIIは最後、エートラックスに突き放されたがしぶとく食い下がった。コーナーは少ない方が良さそうで、距離短縮もプラスになれば前走よりも際どい争いに持ち込める可能性はある。

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地方所属馬短評
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北海道勢の大半は前走星雲賞に出走。同レースを4馬身差で勝利したトラジロウは強い競馬だった。ダートグレードへの出走は、23年の兵庫ジュニアグランプリJpnII・7着以来。この時は見せ場を作れなかったが、今回は果たしてどうか。

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予想のポイント
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中心は負担重量57キロでもエートラックス。1200メートルが初めての点がどうかと見られそうだが、スタートが速くてスピードもあるので心配はないとみる。前走兵庫チャンピオンシップJpnIIを見てわかるように、このメンバーでは地力上位。相手はチカッパ。距離1200メートルとコース替わりによる差し脚が魅力。エスカルとジョーローリットの先行争いにも注目。


北海道スプリントカップ(Jpn3)3歳オープン の出走表はこちら
 

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