重賞レース直前情報
■2024年08月25日
第36回はまなす賞(帯広)

8月25日(日)にばんえい帯広競馬場にて、第36回はまなす賞(3歳・4歳混合・20時00分発走予定)が行われます。夏の終わりを告げる2世代の若馬たちによる重賞。3、4歳とも一冠目が終了し、3歳・ばんえい大賞典の1着馬こそ不在ですが、4歳・柏林賞の上位3頭をはじめほぼベストといえるメンバー構成に。今年の4歳は、昨年のこのレースで1頭も馬券に絡めませんでしたが、その後に力をつけてきた馬が多く出走しています。対する3歳は軽ハンデを味方に立ち向かいます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果を見ていく。勝ち馬は単勝3から4番人気で、1番人気は2、3着各1回と不振。4歳馬にとって直近の世代オープン戦は山鳩賞で、1着馬は4頭出走し当時から負担重量が据え置きだった2頭はともに3着に入っている。負担重量710キロの4歳馬が【1-2-3-1】の好成績。22年は3歳が、23年は4歳がそれぞれ上位を独占したが、22年は負担重量710キロの4歳馬が不在だった。基本的には4歳が優位と考えていい。

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   出走馬短評
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ジェイライフ 4歳馬。5月から4連勝を含む5勝と軌道に乗った感も。ばんえいダービー(9着)以来の重賞挑戦だが、3着だった山鳩賞から負担重量が据え置きなのは歓迎だ。

ウルトラコタロウ 3歳馬。2歳12月を最後に勝ち星がないが、重賞4戦いずれも3着と安定。本来は障害巧者だけに前走の敗戦は気にならないが、年長の格上馬相手と条件が一気に強化される。

クリスタルゴースト 4歳馬。2月からシーズンをまたいで5連勝し、重賞初挑戦の柏林賞2着から、山鳩賞を逃げ切り勝ち。山鳩賞から昇級しておりハンデは厳しいが、勢いで突破する可能性もある。

タカラキングダム 4歳馬。ばんえいダービー馬で、柏林賞を差し切って重賞3勝目。山鳩賞も2着惜敗と好調で、あとはロータリーハローがけ後の馬場との相性だけだ。

ジェイヒーロー 4歳馬。2、3歳の重賞では3着が3回あるが、柏林賞では障害を降りてからひと息で7着。今季未勝利でここも大きな期待はかけづらい。

マルホンリョウユウ 4歳馬。ばんえい大賞典を制して臨んだ昨年のこのレースは9着。柏林賞は1番人気で3着とはいえ障害での苦戦が響いて見せ場を作れず。しかし山鳩賞をスキップしての立て直しに期待できる。

ミチシオ 3歳馬。5月以降に3勝を挙げ、菊池一樹騎手とのコンビではばんえい大賞典2着などすべて連対。前走は格上相手に勝利しており、馬体重も初めて1トンを超えるなど成長がうかがえる。

ライジンサン 3歳馬で、昨季5連勝でイレネー記念を制したチャンピオン。今季初戦のばんえい大賞典は7着で久々を使った分の上積みはありそうだが、3歳でもっとも重いハンデを課されるのは厳しい。

そのほか、3歳のフレイムファーストとスマイルカナが出走する。

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 レースの狙い
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4歳オープンの2頭が有力。マルホンリョウユウは柏林賞が離れた3着だったが、当時から重量減はこの馬のみ。3歳二冠の実力を考えても巻き返しに期待できる。もちろんタカラキングダムが柏林賞でみせた末脚発揮のシーンも。3歳の筆頭は充実ぶりがうかがえるミチシオ。クリスタルゴースト、ウルトラコタロウの粘り込みにも警戒したい。


はまなす賞(BG3)3・4歳オープン別定 の出走表はこちら

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