重賞レース直前情報 |
8月27日(火)に門別競馬場で、第36回ブリーダーズゴールドカップJpnIII(3歳以上牝馬・2000メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはシダー、エナハツホ、サーマルソアリング、デリカダ、オーサムリザルトが出走。地方他地区からドライゼ(大井)が遠征し、地元北海道勢はメイドイットマムら6頭が迎え撃ちます。牝馬12頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年の3着内馬15頭はすべてJRA所属で、4番人気以内に支持されていた。地方馬の食い込みは厳しく、ほぼ人気サイドで決まる。基本的に距離2000メートル以上のレースで連対実績がある馬の方が勝ちやすい。昨年1着のテリオスベルは前走マーキュリーカップJpnIII(盛岡2000メートル)の2着馬だった。マイルの方に適性がある馬は2、3着を想定したい。また、前走が牡馬相手の中距離であれば、5着以下に敗れていても巻き返しはありうる。
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JRA所属馬短評
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シダーは前走ポプラステークス(3勝クラス)を強気な競馬で押し切り快勝。昨年の本競走3着カラフルキューブも前走ポプラステークスを勝っていた。距離2100メートルで馬券絡みした実績もあるので、主導権を握ることができれば面白そう。
エナハツホは23年4月の三条ステークスでシダーやキャリックアリード、カラフルキューブを下して勝利している。ただ、その後は一度も3着以内がない。本調子を取り戻せるかが鍵だ。
サーマルソアリングは前走兵庫女王盃JpnIIIが3着。ライオットガール、アーテルアストレアとびっしりと競り合った末、最後脚色がいっぱいになった。今回、ひと息入って距離は2000メートル。まずは状態面が気になるところ。
デリカダは3歳時に伏竜ステークスでノットゥルノやペイシャエスとの競り合いに勝っている。ポテンシャルは相当なはずだが、長期休養からの復帰後3戦は苦戦している。そろそろ復調の兆しを見せてほしいところ。
オーサムリザルトは前走エンプレス杯JpnIIを制し、デビューから無傷の6連勝で重賞タイトルを獲得した。今回、斤量57キロが鍵だが、ここはまだ負けられない一戦だ。
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地方所属馬短評
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JRAからの転厩組のドライゼ(大井)や地元の軽量3歳馬がどこまで食い下がれるかだが、JRA勢が何頭か崩れないと厳しそう。
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予想のポイント
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中心はオーサムリザルト。距離2000メートル以上にも実績があり、脚質も自在性がある。シダーはオーサムリザルトにハナを譲ってもらえるようであれば残れる可能性が高そう。サーマルソアリングは休み明けでもここで無様な競馬はできない。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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