重賞レース直前情報
■2024年08月22日
第5回ベイスプリント(名古屋)

8月22日(木)に名古屋競馬場にて、第5回ベイスプリント(3歳以上・920メートル・20時00分発走予定)が行われます。金沢から参戦する4頭のうち3頭が、23年に最低人気で勝利したアルカウンを送り出した井樋一也厩舎の管理馬。対する名古屋所属馬は8頭で、920メートルで6戦全勝のフォルツァエフが注目を集めそう。しかし短距離戦ですから、今年も人気薄の馬が台頭するかもしれません。

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   過去の傾向
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920メートルで実施された過去2回の結果をみていく。23年は12→8→3番人気の順で、22年は1→2→7番人気の順。2年連続でゼッケン11番が勝利して、ゼッケン5番が3着、2着に入っている。勝ち馬は2走前までに特別戦で勝利を挙げ、重賞で11着に大敗。連対馬は4頭とも、2走前までに重賞に出走していた。3着内馬はすべて6歳以上。連対馬は2回とも、牡馬(およびセン馬)と牝馬の組み合わせになっている。

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   出走馬短評
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ガクチカキッズ 金沢からの遠征馬。佐賀と高知と船橋で計10勝して、今春から金沢所属で2勝。タイプ的によほどの前崩れにならないと苦戦しそうだ。

イモータルスモーク 大井から高知に移って連勝し、園田FCスプリントで2着、習志野きらっとスプリントで5着。JRAで4勝の実績を含めて、移籍初戦でも侮れない。

アルカウン 23年は最低人気で勝利を挙げたが、それ以降は金沢の条件クラスで3着2回。ただ、逃げ切った23年の再現に警戒する手は考えられる。

ロイヤルパールス 前走は船橋に遠征して大敗したが、名古屋の920メートルでは5戦して3着以内が4回と堅実。今回も展開次第で差し脚が届く可能性がある。

ビリーヴインミー 湾岸スターカップが6着で、習志野きらっとスプリントでも6着。船橋の岡村健司騎手の起用は不気味だが、力量的に少々厳しいかもしれない。

ベストリーガード 南関東のオープンでは苦戦したが、名古屋では920メートルで2着、1700メートルで1着。2走前の差し脚を再現できれば勝機が十分あるだろう。

フォルツァエフ 名古屋での6勝はすべて920メートルで、好位から早めに先頭に立って押し切る安定感がある内容。短距離戦なら重賞でも注目できる存在だ。

ビートマジック 最近2戦の成績は良好だが、今回は一気の相手強化。2走前は920メートルで3着に入ったが、時計的に劣勢と言わざるをえない。

ノラ 前走は失速したが、920メートルで連対を外したのはその1回だけという実績は見直し可能。差しに回れば展開ひとつで上位に食い込む余地がある。

ハクサンパイオニア 金沢からの遠征馬。JRAのダートと芝で各1勝して、2走前から金沢所属で圧勝続き。タイプ的に一気の距離短縮も問題ないだろう。

そのほか、ヘイシリン、ブルーコンパクタが出走する。

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 レースの狙い
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フォルツァエフはJRA時に交流戦を含めて3勝と、名古屋の920メートルで6戦全勝の実績を評価して中心視。金沢で2戦とも圧勝したハクサンパイオニアが強敵だ。ベストリーガードは2走前がフォルツァエフにハナ差2着の差し脚が魅力。イモータルスモークは移籍初戦でも地力的に侮れない存在だ。アルカウンは最近の成績がいまひとつでも、今年も逃げ切る可能性に警戒しておく手は考えられる。


ベイスプリント(SP2)オープンの出走表はこちら

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