9月12日(木)に園田競馬場にて、第26回園田プリンセスカップ(2歳牝馬・1400メートル・16時10分発走予定)が行われます。グランダム・ジャパンのポイント獲得を狙いに、北海道から2頭、船橋と川崎、名古屋から各1頭が参戦。対する地元所属馬は、2勝馬が1頭、1勝馬が5頭、未勝利馬が1頭というメンバー構成になりました。となると、遠征馬のほうが優勢という雰囲気。地元馬は地の利をいかしたいところでしょう。
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過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着1回だが、23年は3→4→2番人気、22年は5→6→2番人気の順だった。北海道からの遠征馬が3着以内に1頭以上。23年は北海道が3着以内を独占した。2走前までにJRA認定戦を勝利していた馬が1頭だけ連対。最近4年はゼッケン3、4番の馬が連対している。
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出走馬短評
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リヴェルベロ 船橋からの遠征馬。ここまで5戦1勝でもすべて4着以内で、前走は浦和の重賞で7馬身差とはいえ2着。今回も逃げ粘りが狙えそうだ。
アップップ 7月のデビュー戦を逃げ切って、2戦目は大敗したが3戦目の前走は積極策から押し切り勝ち。ただ、時計的に微妙かもしれない。
ラブミールイス 川崎からの遠征馬。ここまで4戦1勝、2着3回で、今回も先行力がいかせそう。前走は相手が悪かっただけに、限定戦で改めて期待できる。
ミニフィーユ 8月のデビュー戦を快勝し、今回は距離延長と相手強化が課題。ただ、初戦の時計なら先行策が取れそうだ。
リオンダリーナ 北海道からの遠征馬。ここまで3戦とも1000メートルでの逃げ切りで、今回は距離延長がカギ。しかし実績は断然で、再度の逃げ切りが狙えそうだ。
ウイングスオール デビュー戦は3着だったが、距離延長の前走を先行押し切りで快勝。母は16年の菊水賞馬という点を含めて注目できる。
ライフフルスマイル 名古屋からの遠征馬。新馬戦を差し切ったが、その後の2戦は勝ち馬から差のある結果。ただ、前崩れの展開なら出番が回る余地がある。
ヴィルミーキスミー 北海道からの遠征馬。初勝利まで4戦を要したが、続く5戦目でJRA認定戦を勝利。今回は小牧太騎手の起用が不気味に映る。
そのほか、コネコチャン、コモリロゼッタ、ヤシロスマイリー、エンゲツトウが出走する。
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レースの狙い
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リオンダリーナは距離延長でも、門別で3戦3勝のスピードが魅力で押し切りに期待。ラブミールイスは今回も好位差しが狙えそうで、限定戦の組み合わせなら大きく崩れることはないだろう。リヴェルベロは最内枠から好位付けの形が取れれば残り目がありそう。初戦圧勝のミニフィーユにも警戒しておく。ウイングスオールも前走だけ走ればチャンスあり。ヴィルミーキスミーは相手関係的に微妙だが、ノーマークにしにくい感がある。
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