重賞レース直前情報
■2024年09月22日
第32回銀河賞(帯広)

9月22日(祝・日)にばんえい帯広競馬場にて、第32回銀河賞(4歳・20時00分発走予定)が行われます。帯広1場開催になった07年以降、三冠馬は3歳の1頭に対し4歳は5頭と高い確率で生まれており、その第2関門が当レース。6月の一冠目・柏林賞はタカラキングダムが制しましたが、雨が降る中のスピード比べでした。当時から基礎重量が20キロ増えての戦い。柏林賞と前哨戦・山鳩賞は上位2頭が同じだけに、両馬との力量やハンデの比較が重要でしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。単勝1番人気は2勝、2着2回と好成績。21年は7→10→6番人気で決着し波乱となったが、その他の年の連対馬は3番人気以内。3着も21年と、22年(8番人気)を除けば5番人気以内となっている。なお21、22年は牝馬が2頭出走しており、牝馬が1頭以下の年は堅く収まる傾向がある。21年を除き、柏林賞、山鳩賞、はまなす賞のすべてに出走していた馬が3着以内に1から2頭入っているのが特徴的。同年のはまなす賞で5着以内だと連対の可能性が高い。負担重量740から750キロの馬は【3-4-1-3】と重いハンデを苦にしていない。

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   出走馬短評
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キタノミネ 重賞には5度挑戦していずれも4着または5着と善戦まで。柏林賞は先行できずこの馬のレースではなかったが4着で、今回は当時より勝ち馬とのハンデ差が大きくなる。

タカラキングダム ばんえいダービー馬で、今季は柏林賞、はまなす賞とも逃げたクリスタルゴーストをとらえて重賞2勝。実績は断然だが、最大60キロ差のトップハンデ克服が課題だろう。

ホクセイタイヨウ 3歳三冠でオール2着の実績があり、今季はライラック賞を勝利したが、柏林賞は末脚不発の5着。それ以来の実戦だけに状態面が気がかりだ。

クリスタルゴースト 年明けから5連勝し、重賞初挑戦の柏林賞で2着と健闘すると、はまなす賞でも逃げ粘って2着惜敗。両重賞より勝ち馬とのハンデ差が広がるのは有利といえる。

マルホンリョウユウ 別定重量の3歳二冠を制し、柏林賞では1、2着から離されたが3着は確保。今回はトップハンデから解放されるのが好材料だ。

ジェイライフ 6月から4連勝を含む5勝と上昇し、山鳩賞、はまなす賞とも4着以下を離して3着。年長の元オープン馬を相手に楽勝した前走からも充実ぶりがうかがえる。

スーパーチヨコ 定量の重賞ではばんえいオークス2着、ばんえいダービー4着があるが、別定重量では柏林賞6着など2戦とも差のある敗戦。最軽量を生かしてどこまでやれるか。

そのほか、サクラヤマト、ジェイヒーロー、アシュラダイマオーが出走する。

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 レースの狙い
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有力なのは柏林賞の上位3頭。マルホンリョウユウは3着だったが、今回トップハンデはタカラキングダムで巻き返しに期待できる。一騎打ちを演じたタカラキングダム、クリスタルゴーストはマルホンリョウユウを10秒以上離していたが、重量の面で不利になり相手候補に。柏林賞不出走だがはまなす賞で3着ジェイライフの粘り込みにも警戒が必要。軽量のキタノミネと牝馬スーパーチヨコも押さえておきたい。


銀河賞(BG2)4歳オープン別定 の出走表はこちら

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