重賞レース直前情報 |
9月18日(水)に浦和競馬場で、第35回テレ玉杯オーバルスプリントJpnIII(3歳以上・1400メートル・18時55分発走予定)が行われます。JRAからはテーオーステルス、サンライズホーク、スレイマン、イーグルノワールが出走。地方他地区からの出走はなく、地元南関東勢はスマイルウィ(船橋)ら3頭が迎え撃ちます。少数精鋭での戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年の3着以内馬15頭のうちJRAは8頭、地方は7頭と拮抗している。JRAは前走重賞で連対している3・4歳馬が有力で、21年テイエムサウスダン、22年シャマル、23年ドライスタウトと3年連続で勝利を飾っている。地方はまず地元浦和所属馬をマーク。ノブワイルドが18、19年と連覇し、20年は3着と好走。ティーズダンクは21年2着、22年3着と好走しており、リピーターの活躍がみられる。同じ浦和1400メートルで実施されるプラチナカップやさきたま杯JpnIなどで好走歴があると相当期待できる。
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JRA所属馬短評
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テーオーステルスは3走前にすばるステークスを制したが、その後はコーラルステークス7着、天保山ステークス14着と崩れている。休み明け2戦目でどこまで良化しているかが鍵になりそうだ。
サンライズホークは前走サマーチャンピオンJpnIIIが7着。台風の影響で開催スケジュールが狂った影響もあってか、本馬を含むJRAの多くの馬が崩れてしまった。今回は斤量56キロで、乗り慣れたジョッキーが騎乗できるのは嬉しい。なんとか巻き返しを期待したいところ。
スレイマンは今年、アンタレスステークスGIII・2着、プロキオンステークスGIII・2着と重賞初制覇まであと一歩。安定した走りが持ち味だが、今回の1400メートルは初めて。このあたりがどうでるか。
イーグルノワールは今年、雲取賞JpnIII、兵庫チャンピオンシップJpnIIが各4着、アハルテケステークス12着と未勝利。伸び悩んでいることに加え、古馬相手の重賞で勝ち負けするにはもう少し時間がかかるかもしれない。距離1400メートルは悪くないはずなので、次につながる内容を示したい。
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地方所属馬短評
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スマイルウィ(船橋)は昨年のこの競走でドライスタウトの2着。前走スパーキングサマーカップは10着と大きく崩れてしまったが、休み明けが影響したか。ひと叩きされ、本調子に戻るかが鍵だ。
シーサーペント(浦和)は前走の浦和スプリントを鮮やかに逃げ切り、浦和1400メートルの成績が6戦6勝。ダートグレード初挑戦の4歳馬で未知な面はあるが、先手を取ることができれば面白いかも。
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予想のポイント
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7頭立てだが難解な一戦。JRA勢に信頼できる中心馬がいないことが、予想を難しくしている。実績的にはサンライズホークを推したいが、気性が難しくすんなり先行できないと脆い面がある。シーサーペントやスマイルウィにも十分チャンスがありそうだ。
※浦和競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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