重賞レース直前情報
■2024年09月22日
第5回オータムティアラ(水沢)

9月22日(祝・日)に水沢競馬場にて、第5回オータムティアラ(3歳牝馬・1900メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年の出走馬は12頭で、8月11日に盛岡競馬場で実施されたひまわり賞の覇者、コモリリーガルに注目が集まりそう。ただ、水沢競馬場の1900メートルは、前半のペースと勝負どころでの仕掛け次第で結果が変わるコース。差し脚を長く使えるタイプの台頭に警戒する必要があるかもしれません。

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   過去の傾向
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過去4回の結果をみていく(すべて盛岡ダート2000メートル。20年と21年は10月下旬に実施)。単勝1番人気は2勝、2着2回。過去4回とも3着内馬は、1、2番人気と5から9番人気馬という組み合わせになっている。過去4回とも、ひまわり賞を制した馬が連対。勝ち馬はすべて、前走時の馬体重が460kg未満だった。

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   出走馬短評
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リケアマロン JRA時に金沢の条件交流戦で2着に入り、金沢移籍後は重賞2勝を含む3勝を挙げて石川優駿で2着。岩手2戦目の今回は、輸送なしで臨める点がプラスになる。

セイバイラック ここまで17戦して、勝利は2歳10月のJRA認定戦での1回だけ。前走のひまわり賞は大敗したが、大崩れが少ない水沢コースなら巻き返しが狙える。

メイザーキック 未勝利馬だが、JRA時に芝とダートで2着が4回。岩手初戦の前走は先行するも3着だったが、2戦目での粘り強化には警戒が必要だ。

ジェイエルジェティ JRAで8戦未勝利でも、2着2回で4着以内が5回と善戦。今回は移籍初戦でも、地力を発揮できれば首位争いが視野に入りそうだ。

コンバットスプーン ここまで19戦3勝で、重賞で2着4回と実績十分。小柄だけに連戦が続いている点は気になるが、再度の先行粘り込みには警戒が必要だ。

マルーントリック 2歳時は北海道の一般戦で2勝、岩手で善戦したが、今年は開幕から苦戦。2走前のはまなす賞で岩手初勝利を挙げたが、今回は少々厳しいだろう。

コモリリーガル 2歳時に園田と盛岡で重賞を勝利。今年も北海道で1勝し、岩手移籍後は前走のひまわり賞を完勝と、地力の高さを披露している。

カウネウス JRAでは未勝利だったが、2歳時に芝で2着と3着が各1回。岩手初戦の前走は差し脚を見せての快勝で、相手強化と距離延長でも食い込む可能性がありそうだ。

そのほか、ロイエ、ノースビクトリー、ルボートン、メリアが出走する。

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 レースの狙い
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コモリリーガルは前走のひまわり賞が逃げ切り圧勝で、再度の牝馬限定戦で水沢コースなら逃げ切れそう。リケアマロンは前走が伸び脚ひと息での3着だったが、タイプ的にコース替わりがプラスになるとみて2番手に推す。善戦傾向があるセイバイラックが3番手。移籍2戦目のメイザーキックにも警戒したい。ジェイエルジェティは移籍初戦でも底力は備えていそうで、笠松の渡邊竜也騎手起用も不気味。コンバットスプーンは中1週でどうかだが、競らずに先行できれば残り目も。


オータムティアラ(M1)(カフェファラオ3歳牝馬 の出走表はこちら

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