重賞レース直前情報
■2024年09月01日
第50回ビューチフルドリーマーカップ(盛岡)

9月1日(日)に盛岡競馬場にて、第50回ビューチフルドリーマーカップ(3歳以上牝馬・ダート2000メートル・18時05分発走予定)が行われます。グランダム・ジャパン古馬秋シーズンの一戦。今年は浦和から3頭、大井から2頭、そして北海道と船橋から各1頭と、地元岩手より遠征馬のほうが多いラインナップ。地元馬は盛岡で6戦6勝のミニアチュールが目立つ存在。2010年から途絶えている地元馬の勝利が見られるのか、注目です。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(昨年は水沢2000メートルで、19、20年は水沢1900メートル)。1番人気は4勝。20年は3→2→6番人気の順で、4から7番人気が毎年1から2頭馬券絡みしている。3着内はすべて遠征馬で、1着はすべて南関東所属となっている。連対馬10頭のうち9頭は、2走前までに重賞で5着以内があった(例外の1頭は、2走前にダートグレードに出走)。19年は4歳馬が勝ったが、それ以外の連対馬は9頭とも5歳以上となっている。

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   出走馬短評
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サルサレイア 大井からの遠征馬。昨年の2着馬だが、その後は3着が2回あるものの大敗多数。それでも今回の組み合わせなら無視できない。

ビジン 浦和からの遠征馬。JRAで4勝を挙げたが、浦和での初戦はA2下で差のある敗戦。前回のレースが取り止めになった点も不安材料といえる。

ビッグタマテルーフ 安定感に欠けるが、流れに乗れれば善戦以上が狙えるタイプ。力量的には微妙でも、上位食い込みに警戒する手は考えられる。

オンザブロッサム 2歳6月にJRAで新馬戦を勝った後は苦戦したが、今春の岩手移籍後は7戦4勝と好成績。ただ、単騎逃げが好走条件という感はある。

ラブラブパイロ 大井からの遠征馬。2歳時に2勝を挙げ、徐々にクラスを上げて前走の門別で重賞を制覇。再度の遠征でも差し脚には警戒が必要だ。

ハーイ JRA未勝利から浦和に移って3勝し、笠松で7勝。しかし今回は移籍初戦で、格付け的にも厳しいとみるのが妥当だろう。

サブルドール 北海道からの遠征馬。東京2歳優駿牝馬で2着に入り、昨年は船橋で3勝してクイーン賞JpnIIIで5着。ただ、休み明けは微妙かもしれない。

マテリアルガール 浦和からの遠征馬。通算7勝で、そのうち準重賞で3勝している実績は魅力。この距離も歓迎材料といえそうだ。

ミニアチュール 2歳時に北海道で2勝して、岩手移籍後は東北優駿を含む11勝をマーク。最近2戦が逃げ切り圧勝なら、復調したと考えていいだろう。

ティーズハクア 船橋からの遠征馬。3歳牝馬重賞で2着2回の実績で、昨年のこのレースで3着。ひと押し不足の感はあるが、流れ込みには要警戒だ。

そのほか、ユウユウレラシオン、リュウノアン(浦和)が出走する。

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 レースの狙い
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ミニアチュールは最近2戦の馬体減が気になるが、盛岡で6戦6勝の実績は魅力で逃げ切りに期待。差し脚を長く使えるラブラブパイロが強敵だ。あとは少々離れるが、ひと息入れて立て直したサブルドールが3番手。昨年2着のサルサレイアにも警戒しておく。マテリアルガールは展開がカギだが、先手を取れるようなら残り目も。


ビューチフルドリーマーカップ(M1)(ミオープン牝馬 の出走表はこちら

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