重賞レース直前情報
■2024年09月25日
第71回日本テレビ盃JpnII(船橋)

9月25日(水)に船橋競馬場で、第71回日本テレビ盃JpnII(3歳以上・1800メートル・20時05分発走予定)が行われます。JRAからはウィリアムバローズ、ウシュバテソーロ、デルマソトガケ、メイショウハリオが出走。地方他地区からはマイネルヘリテージ(金沢)ら3頭が出走し、地元南関東勢はギガキング(船橋)ら6頭が迎え撃ちます。13頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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“Road to JBC”に指定されている注目レース。過去5年、1番人気で好走したのは2019年1着クリソベリルと23年1着ウシュバテソーロだけ。前走成績は前者がジャパンダートダービーJpnI・1着、後者がドバイワールドカップGI・1着だった。このように確固たる中心馬はいれば平穏な配当になるが、そうでない場合は波乱の可能性が高まる。勝ち馬に関しては、20年が前走BSN賞1着のロードブレス、21年サルサディオーネ(大井)、22年フィールドセンス(船橋)はともにスパーキングサマーカップ1着からの参戦だった。

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JRA所属馬短評
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ウィリアムバローズは前走かしわ記念JpnIが2番人気で6着。GI/JpnIかつ距離1600メートルも初であり、いつものよりも後ろの位置でレースを進めることになってしまった。今回は5勝を挙げている距離1800メートルに戻るので、何としても巻き返したい。

ウシュバテソーロは今秋も本競走から始動。昨年はドバイワールドカップGIを制した後の凱旋レース。6カ月ぶりの実戦でも貫録の走りを見せてくれた。年齢的に昨年よりは割り引いて考える必要があるかもしれないが、地力断然の存在であることは変わらない。

デルマソトガケの国内レースは、22年全日本2歳優駿JpnI(1着)以来。23年ブリーダーズカップクラシックGIでは2着と大健闘し、ウシュバテソーロに先着した。かなり力をつけており、休み明けも苦にしないタイプ。今年のサウジカップGI、ドバイワールドカップGIはウシュバテソーロが先着したが、それほど差がない評価を下していいだろう。

メイショウハリオは帝王賞JpnI連覇(22、23年)など、国内での実績はウシュバテソーロに次いで優秀。だが、今年は予定していたサウジカップGIの出走を取消、3連覇がかかった帝王賞JpnIは9着と惨敗。この悪い流れを断ち切ることができるか。

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地方所属馬短評
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可能性があるとしたら前走フリオーソレジェンドカップで連対したナニハサテオキ(浦和)とギガキング(船橋)だが、JRAのメンバーが強烈なのでかなり厳しい。

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予想のポイント
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アメリカのブリーダーズカップクラシックGIをにらむウシュバテソーロとデルマソトガケが激突。ウシュバテソーロは負担重量58キロだが、今年も王者の走りが期待される。主導権を握ったウィリアムバローズは、この争いに割って入ることができるか。メイショウハリオは復調できるかが鍵。


日本テレビ盃(Jpn2)(指定交流)3上オープンの出走表はこちら
 

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