9月21日(土)に金沢競馬場にて、第9回金沢シンデレラカップ(2歳牝馬・1500メートル・17時10分発走予定)が行われます。今年の出走馬は7頭で、金沢所属が2頭だけ。遠征馬は北海道から3頭、船橋と高知から各1頭となりました。成績的には遠征馬が優勢で、なかでも北海道所属馬に注目が集まりそう。この頭数ですから、しっかりと絞って臨むほうがよさそうな一戦といえます。
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過去の傾向
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金沢所属馬限定戦だった21年を除く、過去5回の結果をみていく(すべて実施時期は10月中旬から11月中旬)。単勝1番人気は2勝、2着3回。連対馬はすべて3番人気以内で、3着馬はすべて3、4番人気となっている。北海道からの遠征馬が1から2頭連対。金沢所属馬は2勝、3着2回となっている。
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出走馬短評
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トレヴェナ 北海道からの遠征馬。ここまで3着内率100%で、前走はフルールカップ2着。先着されたゼロアワーは、続くフローラルカップも制している。
フェルナンダ 7月の新馬戦を勝ち、今回は2カ月ぶりの実戦。タイプ的に距離延長は悪くなさそうだが、相手が強い感は否めない。
レディーティアラ 北海道からの遠征馬。デビュー戦を快勝し、その後は2着1回、3着2回と善戦。詰めひと息でも引き続き首位争いが可能だろう。
プチプラージュ 北海道からの遠征馬。デビュー戦はクビ差2着で、2戦目にJRA認定戦を勝利。距離延長は課題だが、先行粘り込みの可能性は十分にある。
ナックジュエル 新馬戦は僅差2着で、2戦目は先行策から押し切り勝ち。しかし前走は後方のまま大敗という内容では、少々厳しいかもしれない。
ロシュニ 船橋からの遠征馬。デビュー戦は5着だったが、続く2戦目を8頭立ての7番人気で勝ち、前走はJRA認定戦で2着。ただ、小柄だけに長距離輸送は心配だ。
ナンシヨウト 高知からの遠征馬だが、JRAからの移籍初戦。九州産馬限定戦で3戦とも差のある敗戦という内容では、強調しにくい感がある。
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レースの狙い
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北海道の3頭が有力で、そのなかで中心には先行力があるプチプラージュを指名。レディーティアラも素質上位で、再度の好位差しが狙えそう。トレヴェナはフルールカップでの差し脚を再現できれば勝利が見えてくるだろう。あとは少々厳しそうで、3連勝式の押さえとして船橋のロシュニを挙げておく。
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