重賞レース直前情報
■2024年09月01日
第9回西日本3歳優駿(金沢)

9月1日(日)に金沢競馬場にて、第9回西日本3歳優駿(3歳・2000メートル・18時15分発走予定)が行われます。西日本の6つの主催者間で持ち回りのかたちで実施されている重賞には12頭が出走。最近2年は金沢所属馬が勝利しており、地元開催の今年も期待がかかります。ただ、注目は東京ダービーJpnIで4着に入った高知のシンメデージー。今後に向けて負けられないところでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果を中心に傾向をみていく。1番人気は2勝、2着2回、3着1回。昨年は1番人気(金沢)→11番人気(高知)→2番人気(兵庫)、22年は1番人気(金沢)→8番人気(高知)→6番人気(笠松)の順で入った。3着内馬の内訳は、金沢が2勝、3着1回。兵庫が1勝、2、3着各2回。高知が1勝、2着2回、3着1回で優勢。笠松は2着と3着が1回ずつ、佐賀は1勝のみ、名古屋は最近5年で3着以内がゼロとなっている。過去8回で見ても、名古屋と笠松は未勝利で、東海地区は成績的にいまひとつ。連対馬10頭のうち8頭は2走前までに重賞で4着以内に入っていた。

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   出走馬短評
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フークファンタジー 佐賀からの遠征馬。通算3勝で準重賞を制しているが、重賞では大敗多数。遠征で距離延長という点も不安に映る。

シシノブレイブ 高知からの遠征馬。ネクストスター高知で3着の実績はあるが、格付的には劣勢。ただ、4勝がすべて単勝4番人気以下と、意外性は持っている。

シンメデージー 高知からの遠征馬。昨年末のデビューから6連勝し、東京ダービーJpnIで4着と好走。その実績なら今回も注目が必要だ。

トルピード 昨年9月末の新馬戦から3連勝したが、重賞では5回のうち4回が勝ち馬から1秒0差以上で敗退。その成績で今回の相手は強すぎる。

ニホンピロホリデー 名古屋からの遠征馬。前走でJRA未勝利交流戦を制したが、今回は約4カ月の休み明け。小柄だけに距離延長という点も気にかかる。

ダブルアタック 15戦して3着以内が12回だが、重賞では5回とも勝ち馬から1秒0差以上での敗戦。主戦の栗原大河騎手から乗替わるのも厳しい。

ワンダーグリー 兵庫からの遠征馬。初勝利は7戦目と苦労したが、その後の成績は上々。ただ、兵庫優駿で大敗という成績では強調しにくい。

ウンザーシャイネン 名古屋からの遠征馬。ここまで11戦とも5着以内に入っているが、今回の相手では厳しそう。この経験が今後にいきればというところだ。

ガガヒャクマンゴク 2歳時は8戦1勝だったが、今年は8戦3勝、2着3回と好成績。今回の条件でも逃げ粘る可能性は十分にある。

ワラシベチョウジャ 笠松からの遠征馬。新馬戦から5戦5勝でネクストスター笠松を勝ったが、その後は7戦して2着3回。それでも地力的に侮れない。

そのほか、ウェンティ(佐賀)、アコー(笠松)が出走する。

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 レースの狙い
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地元デビュー馬限定という条件なら、実績断然のシンメデージーが確勝級。しかし相手探しは難解で、一応の筆頭には地元金沢所属で先手が取れそうなガガヒャクマンゴクを指名する。ワラシベチョウジャはひと押し不足だが、距離はカギでもこの組み合わせなら地力上位。ワンダーグリーは兵庫優駿で大敗したが、ここなら相手なりに動ける可能性がある。流れ込みタイプのトルピードにも少々マーク。


西日本3歳優駿(西日本地区6県交流)3歳(地元デビュー馬) の出走表はこちら

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