重賞レース直前情報
■2024年09月19日
第2回兵庫ジュベナイルカップ(園田)

9月19日(木)に園田競馬場にて、第2回兵庫ジュベナイルカップ(2歳・1400メートル・16時10分発走予定)が行われます。10月24日のネクストスター園田と同じ距離ですから、まさに大一番に向けての前哨戦。その後に控える兵庫ジュニアグランプリJpnII、そして来年に向けてという意味を含めて注目したい一戦です。その舞台に登場するのは10頭。そのうち8頭が1勝馬ですが、比較が難しい感がある顔ぶれとなっています。

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 過去の傾向
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8月10日に実施された昨年の同レースと、それ以前の同時期に行われたJRA認定競走(すべて1230m)を対象に結果をみていく。23年は4→3→5番人気だったが、それ以前は単勝1番人気が1勝、2着3回と安定。通算2戦以下の馬が1頭だけ連対しているのが特徴的だ。デビュー戦で勝利していた馬が1頭だけ連対しているのも面白いデータ。3着内馬15頭の内訳は、牡馬・セン馬が7頭、牝馬が8頭になっている。
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 出走馬短評
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キミノハート デビュー戦は2番手追走で7馬身差の2着だったが、続く2戦目は逃げ切り勝ち。最内枠をいかして今回も逃げ粘りたいところだろう。

ビーチボーイ デビュー戦は2着だったが、2戦目で逃げ切り勝ち。その後の2戦も3着、2着と善戦しているが、時計的に少々厳しいかもしれない。

エロイムエッサイム 820メートルのデビュー戦を快勝し、続く2戦目は1400メートルで好位付けから粘れず3着。今回は休み明けという点を含めて、善戦以上までは見込みにくい。

マオリ 8月末のデビュー戦を7馬身差で逃げ切り勝ち。大型馬だけに前走後の上積みは大きそうで、中2週での2戦目でも連勝する可能性が十分にある。

ジューンコメット 820メートルのデビュー戦を圧勝して休養に入り、2戦目の前走はJRA認定戦で中団のまま3着。今回は中6週となるが、叩き前進が期待できそうだ。

イザグリーンライト 初戦と2戦目で大敗したが、3戦目は好位差しで勝利を挙げて、前走は前崩れの展開で2着に浮上。今回もハイペースなら食い込む可能性が出てきそうだ。

ラピドフィオーレ 820メートルのデビュー戦がハナ差勝ちで、2戦目は3/4馬身差での勝利でも後続との差は大きい内容。ただ、前走が差のある4着だった点は気にかかる。

ジーニアスレノン デビュー戦を逃げ切ったが、時計は平凡。それでもレース間隔を取って臨む点と、血統背景を考えるとノーマークにしにくい感がある。

レイナボニータ 7月中旬のデビュー戦を勝ち、続くJRA認定戦は大敗したが、前走は後方から差し脚を見せて3着に善戦。今回も仕掛け次第で上位食い込みが可能だろう。

そのほか、チャンピオンセーラが出走する。

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 レースの狙い
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混戦必至の組み合わせだが、デビュー戦を7馬身差で逃げ切ったマオリに期待。最内枠を引いたキミノハートにも注目できる。ラピドフィオーレは前走の4着が内容的に気になるが、赤岡修次騎手を起用した点を含めてマークが必要。前走でまくり脚を見せたレイナボニータも押さえたい。相手なりに動けそうなビーチボーイにもチャンスあり。


兵庫ジュベナイルカップ重賞22歳登録馬の出走表はこちら

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