10月6日(日)に盛岡競馬場にて、第2回ネクストスター盛岡(2歳・ダート1400メートル・18時15分発走予定)が行われます。ビギナーズカップを勝ったラポジート、若鮎賞を制したサウザンドマイルに人気が集まりそうで、どちらが先着するのかが大きな見どころ。その争いに加わってくる馬がいるのかどうか、そこも注目点といえます。昨年はフジユージーンが大差勝ち。今年は混戦となる可能性が十分です。
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過去の傾向
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第1回だった昨年を振り返る。単勝1.1倍のフジユージーンが道中4番手から最後の直線で一気に加速して大差勝ち(2着とは1秒9差)。2着は先行した5番人気のコンバットスプーンが残り、逃げたカリフィアが3着だった。22年の10月第1週は北海道所属馬との交流競走・知床賞が実施されて、2→1→6番人気の順。21年の10月第1週は岩手所属馬限定戦の若駒賞(盛岡ダート1600メートル)で、1→2→4番人気の順だった。
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出走馬短評
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ラポジート 水沢の新馬戦を圧勝し、2戦目の盛岡も7馬身差で逃げ切って、前走のビギナーズカップも完勝。今回も先手を取れれば首位争いが狙える。
タカマキフォー 2戦目の盛岡ダート1200メートルで6馬身差の勝利を挙げたが、その後は善戦止まり。ただ、今回の距離なら相手なりに動ける可能性は考えられる。
マツリダマスラオ 前走のビギナーズカップは見せ場なく大敗したが、それ以前は5戦とも3着以内。若鮎賞で2着に入った実績からも、無視できない存在といえる。
サンカリプソ 北海道では3戦とも3着以内で、一般戦で勝利。岩手初戦のビギナーズカップは4着だったが、続く前走は先行押し切りで快勝とスピードを披露している。
ステイクラッシー 水沢の新馬戦はクビ差の勝利でも、続く若鮎賞で3着に入り、盛岡のJRA認定戦を逃げ切り勝ち。前走は大敗したが、今回も逃げ粘りには警戒が必要だ。
コニパ 盛岡ダート1000メートルの新馬戦を大差で勝ったが、続くビギナーズカップはスタートひと息で5着まで。今回はスタートが決まれば粘り込む余地が出てくるだろう。
ピカンチフラワー 5月の盛岡でダート1000メートルの新馬戦を勝ち、前走は3カ月ぶりでもビギナーズカップで3着と善戦。今回も相手なりに動ける可能性はある。
ポマイカイ 盛岡ダート1000メートルの新馬戦で大差勝ちをおさめ、若鮎賞は大敗したが、前走のビギナーズカップは先行して2着。今回も地力的に善戦以上が可能だろう。
ラヴェイ 北海道でJRA認定新馬戦を勝ち、その後は善戦止まりだったが、前走の岩手初戦で2着。重賞の組み合わせでも素質的に無視できない存在といえる。
サウザンドマイル 水沢の新馬戦は差のある2着だったが、2戦目を快勝して、続く若鮎賞は6馬身差で勝利。前走は3着でも岩手最先着なら評価を下げる必要はないだろう。
そのほか、ユウユウコラソン、ウロンブランカが出走する。
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レースの狙い
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サウザンドマイルは今回も好位差しのかたちが取れそうで、過去の実績的にも勝機大。移籍2戦目の前走を快勝したサンカリプソを対抗に取る。ラポジートは最内枠から先手主張のかたちが取れれば粘り込みが可能。先行してしぶといポマイカイを連下に押さえる。ラヴェイは前走ひと息でも移籍2戦目での前進に要警戒。善戦傾向があるマツリダマスラオが連下の押さえ。
ネクストスター盛岡(M1)(シスキン賞)2歳 の出走表はこちら
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