重賞レース直前情報 |
10月31日(木)に門別競馬場で、第27回エーデルワイス賞JpnIII(2歳牝馬・1200メートル・20時00分発走予定)が行われます。JRAからはイッシンフラン、ミリアッドラヴ、アーデルリーベ、ラインパシオンが出走。地方他地区からはパトリオットゲーム(川崎)が遠征し、地元北海道勢はイイデマイヒメが出走取消となり、エイシンマジョリカら7頭が迎え撃ちます。2歳牝馬12頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年で3着以内に入った馬のうち、JRA馬は5頭、地方馬は10頭。数あるダートグレードの中ではめずらしく地方勢が優勢の一戦だ。地元ホッカイドウ競馬所属の馬が強く、2019年、23年は3着以内を独占した。昔からリリーカップが好ステップとして有名だが、近年は別のレースでも大丈夫。23年に創設されたネクストスター門別からも2着モノノフブラックが、4番人気で3着と好走した。JRA勢は取捨が難しいが、前走未勝利1着の馬でもよく馬券に絡んでいる。
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JRA所属馬短評
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イッシンフランは2戦目の未勝利・牝(東京ダート1400メートル)を5馬身差で快勝。速い流れを先行し、直線は残り200メートルから抜け出した。勝ちタイムも水準並みの評価を下していい。
ミリアッドラヴは芝部分でも鋭いダッシュを見せて先行し、2番手で追走。直線はダノンフィーゴとの一騎打ちとなり、この競り合いを半馬身差で制した。勝ち時計の1分23秒9(稍重)は同日の3歳以上1勝クラス(第6レース)と同じであり極めて優秀。ダノンフィーゴが次走未勝利を6馬身差で勝ったことからも、レベルの高さがうかがえる。
アーデルリーベは新馬戦でコスモストームと半馬身差の2着した後、2戦目の未勝利(中京ダート1200メートル)で逃げ切り勝ちを果たした。前走なでしこ賞は逃げるも残り200メートルで後退して4着。もう少し抵抗したかったが、距離が少し長かったか。
ラインパシオンは新馬戦(福島ダート1150メートル)で勝利した後、前走函館2歳ステークスGIIIに挑戦するも13着に敗れた。新馬の勝ち時計は平凡だったので、ここではどうか。
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地方所属馬短評
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エイシンマジョリカ(北海道)は前走ネクストスター門別が3着。スタートがあまり速くなく、後方での追走となったが、直線大外からいい脚を使って追い込んだ。展開に左右されそうなタイプだが、末脚自体は安定している。
パトリオットゲーム(船橋)は前走フューチュリティスプリントを勝利。先団勢を見ながら進み、直線では外に出されて末脚を伸ばすと、最後はピーチブロッサムを競り落とした。勝ち方としては良かったが、このメンバーに入ってどうか。
ハーフブルー(北海道)はダートに限れば5戦3勝、2着2回と底を見せていないが、勝ち方がすべて逃げ切り。JRA勢が入った今回は試金石の一戦だ。
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予想のポイント
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注目は1戦1勝ながらミリアッドラヴ。新馬の内容が大変優秀で、かなり能力が高そう。スピードで圧倒することもできそうだが、控える形になっても競馬ができる点を高く評価したい。相手もJRAのイッシンフランとアーデルリーベが有力。地方馬はネクストスター門別3着のエイシンマジョリカに注目。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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